バーンロムサイでは寄付だけに頼らない運営を目指し、"家業"として、コテージリゾート運営やものづくりに取り組んでいます。
多くの方にご協力いただき、コテージの棟数を増やしたり、企画・生産管理において工夫を重ねるなど収入を増やす努力を続けていますが、今後更に活動の幅を広げていくにあたり、
バーンロムサイの理念に共感し、長い目で私たちの活動をご支援いただけるサポーターを改めて募集します。
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開設より17年、ますます大きな家族に。1999年、バーンロムサイは30人の子どもたちとともに始まりました。
今年の12月で開設から17年、18歳を超えた子どもは法律により園外で生活を始めており、
現在では、卒園生もあわせ総勢約60名の大家族に成長しています。
卒園後も、彼らが望めば進学のサポートはしたいですし、体調が悪い時には病院に連れていきます。何かあったときにいつでも頼れる実家として在り続けたいと願っています。
少しずつ、みんなが心地よい社会に。地域社会への貢献も私たちが大切にしていることのひとつです。
バーンロムサイではホーム運営以外にも様々な活動に取り組んでいます。
例えば、元々HIVと戦う体力を子どもたちにつけさせるために始めた「サッカープロジェクト」。
元サッカー選手のスタッフの指導により、どんどんと力をつけ、ロムサイFCは今では地域の強豪チームに名を連ねるように!ナンプレー村の子どもの参加も年を追うごとに増え、ついにはスポーツ奨学金を得て、進学のチャンスを得る子どもも!
貧困ゆえ進学することがなかなか叶わないこの地域で、うれしい成果です。
「図書館プロジェクト」では、ご寄付でいただいた図書館を地域に開放。地域の識字率向上に貢献、またパソコンに触れあう機会を提供しています。定期的に地域の子どもを対象に読書感想文コンテストも開催しています。
また今年は新たな試みとして、チェンマイ市内のストリートチルドレンを保護するドロップインセンターの子どもを縫製場の研修生として受け入れるなど、少しずつ、自分たちのできる範囲で活動を広げつつあります。
16年前にはエイズの施設ということで誰も怖がって近づかず、学校を追い出され、看板を石で割られるなどの差別と偏見の対象だったのが、今では村の中心的存在として多くの村人が訪れ、またバーンロムサイに子どもたちがいれば安心とまで言ってもらえるようになりました。
少なくともこの村からは差別と偏見が無くなったことは、これらプロジェクトを始めとした地道な活動を継続してきた成果であると確信しており、今後もこのような活動を大切に積み重ねていきたいと思っています。
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サポーターには月会費(マンスリーサポーター)・年会費(賛助会員)会員の2種類があります。詳しくはこちらより:
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2014年末にクレジット決済を委託しているCANPANセンターのシステム変更がありました。
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