夏休みに入った子どもたちは本当にパワー全開で、毎日全力で今を生きてるのを感じさせてくれました。私も、用事がないときは、なるべく子どもたちと一緒に絵本を読んだり、絵を描いたり、おしゃべりしたり、たっぷり元気をもらいました。

突然ですが、観察していて感じた絵本好きの子、上位5位をランキングをしてみると、

1位　ペット（顔を見るたびに、「絵本読んで！」と言われる）　
2位　ペン　（タイ語がかなり読めるので、私に読んでくれたりする）
3位　二サー、アーパイ、ベン（読んでいるとどこからともなく現れる）
4位　プロイ（一人で読んだり、小さな子に読んであげるのが好き）
5位　オン　（意外に絵本好き。小さな子に交じって真剣に聞いている）

この子たちは、絵本に対する集中力が他の子より高い気がしました。

私 がタイから日本に戻ってから、もう1年が経とうとしています。今回は、絵本を読んであげつつも、なかなかタイ語が出てこないことに、もどかしさを感じまし た。もっとタイ語がうまく話せて、もっと楽しく、いろんなことを教えてあげながら、読んであげられたらなぁ、と痛感させられた日々でもありました。

そ して、夜ごはんをみんなと一緒に食べている時、ペットが「タムマイ　メーイトー　マイ　ヨム　パイ　リアン　ナンスー　ティー　ロングリアン　ロー？」と 言い出したのです。ペットは6歳ですが、まだ小さいので時々間違ったタイ語や変な言葉を発します。私はこの「マイ　ヨム　パイ　リアン」の部分が聞き取れ ず、何度も聞き返していました。

どうしても理解不可能だったので、そばに居た寛人さんに通訳してもらうと、
「メーイトーはどうして学校でタイ語を勉強しようとしないんだ」と言っていたのです。それを聞いて、思わず笑ってしまいました。思わず「はい、ごめんなさい、頑張って勉強します」と心の中で唱えました。

きっ とペットはもっとたくさん話したいことがあるんだろうな、絵本ももっとたくさんの美しい言葉で読んでもらいたいんだろうな、と感じました。ペットからも らった宿題を持ち帰って、次に来た時は流暢な？タイ語で、おしゃべりできるように、日本で頑張りたいと思います。レベルアップして帰ってこれますように！