８年前、バーンロムサイから日本へ養子に行ったK君が２年ぶりにお母さんと一緒に遊びに来ました。すっかり素敵な「青年」に成長した彼に、女の子たちはちょっと眩しげ。ガンニガは大興奮！小さな男の子たちは、ピー！（お兄さん！）と呼んでゾロゾロついてまわっていますし、ヌンやシントーなど年長の男の子たちとは木に登ったり、泳いだり、サッカーをしたりと、タイ語が話せないK君も日本語が話せない子どもたちも、汗びっしょり、泥だらけになって遊んでいました。マップラーンの実を採ろうと木に登っていると「キアオ（緑）はダメ！イエローはOK！」と下から３ヶ国語を使って叫んでいたメイレック、彼と必死にコミュニケーションを取ろうと知っている日本語を羅列する子どもたち。そして大人にはもう出来ない、子どもたち同士の自然な関係は見ていて気持ちの良いものでした。さらにK君はナットと今回色々と男同士の話しもしていたようで、ナットは私たちの前で全然日本語を話そうとしないのですが、K君曰く、実はかなり話すことができるようで、つっこんだ話もしたとか？！もちろん男同士の秘密。ナットは平仮名と片仮名、そして簡単な漢字は書けるようになったので、日本とメールのやり取りももう出来るということです。「また絶対遊びに来るから！」「また絶対遊びに来てね！」、K君は今日日本へ帰ってしまいましたが、お互い成長した分、今までとはちょっと違ういい関係がこれからも続くような気がしています。