ボランティアをしていたとき、家族や友達が泊まっていたバーンロムサイのゲストハウス。実は自分でお金を払って泊まったことがなかったので、今回の訪問で初めて、土の家に宿泊させてもらいました。

ホームは常に子どもたちの声で賑やかですが、ここ、ゲストハウスはとっても静か。夜は虫の音、蛙の鳴き声、時々「ホッ、ホッ、ホッ、ホッ、」という鳥の声が聴こえ、一瞬、人の笑い声かと思い、ドキッとしてしまいます。

日本での日常や悩み事、迷いなどが、すっかりどっかに行ってしまって、頭がからっぽになれる場所。土の家に包まれて、「そんなに考えすぎなくてもいいんだよ。」と言われているような気がします。

朝 ごはんは、初めてお願いして、担当のドゥアンちゃんに「カオトム（お粥）」を作ってもらいました。今回は子育て真っ最中のアサマが作り方を習うために、一 緒に作ってくれたようです。あっさりだしの効いたひき肉入りお粥に、パクチーと揚げショウガの千切りをたっぷり。好みでナンプラーやトウガラシ、お酢を入 れて、朝から満腹になるまで食べてしまいました。

それで終わりと思ったら、熟れたマンゴーとコーヒーまで出てきて、びっくり。最後まで美味しくいただきました！いつも縫製場で顔を合わせているドゥアンちゃんの心のこもった朝ごはんでした。

「心地よい消費が支援に繋がる」

いつも聞いていたこの言葉の意味を体感した気がします。