バーンロムサイの子どもたちが夏休みに入ったのは、すでに何度も紹介されていますが久しぶりに全員が揃うと圧巻です。こうして子どもたちを見ていると、 バーンロムサイの"子どもたち"というよりは、バーンロムサイの"青少年少女たち"に成長したと感じます。その中でも、男組みと呼んでいる、スー、ヌン、 ポン、そしてシントーはいつもつるんでいて、街にいる青年と何も変わりません。その共通興味はサッカー、音楽、そしてファッション。
今日お昼に食 堂に行くと、小さい子どもたちとは一線を引いたこの男組みたちが上がってきました。すると今日のファッションはみんな黒一色。バーンロムサイのファッショ ンリーダーと言われているスーは黒いTシャツに短パン。それをまねするかのように、ヌン、ポン、シントー、そしてオンまでが合わせたのか偶然なのか、皆黒 いＴシャツに短パン（短パンというよりトランクスに見えてしまうのですが...）。陽之助君いわく、ポンの最近の勝負服は、この黒のTシャツと黒のパンツだそ う。そして寛人くんいわく、今のチェンマイ市内の男の子のファッションは黒のＴシャツに濃い色目のジーンズとスニーカーの組み合わせが流行りだそうで、そ れでみんな黒い格好なのかと納得。それとは対照に食堂に上がってきたナットは、さわやかブルーのスポーツポロシャツ姿で髪も洗いたて。日本語検定合格で自 信がついたのか堂々としてきたのが印象的。女の子だけではなく、男の子もファッションを気にする年頃になったのだなあとじろじろとバーンロムサイの青年た ちを眺めていたら、男組みたちから"メーヨー子ったら何見てるんだよー"という目線を受けてしまった。