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嬉しいメール

090406.jpg 先日、Oさんという方からバーンロムサイへメールが届きました。市役所から定額給付金の知らせが来て、それに大反対のOさんは「公的な選挙買収金のような給付金の受領を辞退したら又くだらなく使われてしまうから民間の社会活動グループに寄付したいと思います。」ということで、友人からバーンロムサイのことを聞き、ご夫妻で私どもへの寄付を申し出てくださいました。

 1月31日の名取の日記で「定額給付金寄付プロジェクト」を立ち上げて、この愚策による給付金の有効な使い道はないかと提案しましたが、私たちのような小さな団体が、さらにここチェンマイに居ながら実行してゆくことはそう簡単なことではなく、あっという間に2か月以上が過ぎてしまったところにいただいたOさんからのメールは、偶然の、そして同じように考えてくださっている方がいるのだというとても嬉しいメールでした。

 この給付金を本当に今必要としている人も居るかと思います。でもこの給付金がなくても生活に困らない人たちはさらにたくさん居るのではないかと思います。先日のニュースで、国民の70%がこの政策に賛成、しかし20%は反対していると聞きました。 Oさんのようにこの政策を疑問に思う人が居るのであれば、受け取った給付金を国内外で、例えばとても動物が好きで、何か動物のために活動している民間のグループを探して寄付をしてみよう、あるいは虐待にあった子どもたちのために活動している、環境の問題と真剣に取り組んでいる、小児癌、障害者、老人などなど・・・、確かに受け取りを拒否しても良い使われ方はされないと思うので、ならば自分で税金を有効に使う方法を考え、実行する良い機会なのかもしれないと思います。

 もし、「そうだな・・」と思い、考えた結果バーンロムサイへの寄付を選んでいただいた時は、是非「定額給付金から」と一言ご連絡ください。子どもたちの薬代を長い目で支援してゆくための「薬基金」の立ち上げ資金としてゆきたいと思います。先日飲み忘れ、あるいは飲まなかったのが原因で、グライに薬の耐性が出来てしまいました。自己管理が出来ていない、自分を大切にしない・・、命にかかわることなので本当に腹がたちました。でもだからといって、新たな薬の支援を止めることはできません。このような自己管理不足で耐性ができること、そうではなく耐性ができてしまうことがこの先続くと思うと、彼らが自立した後、高額な薬代だけでも長く支援できるよう資金をキープしたいと今切実に感じている時にいただいたOさんからのメール。

 定額給付金による寄付金を、その最初の一歩にしようと思います。

麻生 賀津子|2009/04/06 (月)

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