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チビッコたちのミニ・ホームステイ

090422.jpg 年長・年中組がホームステイに出かけ、ホームにいるのはチビッコたち8名だけ、と引き続きのんびりムードに包まれているバーンロムサイ。普段、中学生の子どもたちがちょっと幅をきかせている姿に見慣れているせいか、こうしてチビッコたちだけが一堂に寄せ集められると、そのかわいらしさがなんだかとても際立っている。昼間、保母さんについてお手伝いをしたり、歌を歌ったりしている光景は、さながら「バーンロムサイ幼稚園」といったところだ。

 そしてチビッコ男子4名、ベン、タム、ペット、パヌの間ではいつの間にか、順番で僕の部屋に泊まる、というようなことが話し合われていたようで、先日はさっそくペットが、その翌日にはタムが泊りにやってきた。お泊りの日は夕飯後、暗くなってから、決まって僕がその子どもを迎えに行くのだが、名前を呼びに行くと「待ってました!」とばかりに、お泊りグッズである自分の歯ブラシと枕を抱えて、部屋から飛び出してくるのがかわいい。泊りにきた子どもとは、絵本を読んだり、お菓子を食べたり(保母さんには内緒!)して過ごすのだが、いかんせんチビッコたちの就寝は早い。僕の部屋にはベッドがひとつしかないので、子どもと一緒に寝ることになるのだが、「まだすることがあるから、先に寝てなさい」と言っても、結局は「一緒に寝る~」となる。そこで、とりあえず子どもが寝付くまで添い寝をし、そこからまた起き出して自分の用事を片付けたりするのだが、だいたいの場合、ベッドに戻る頃には僕の寝るスペースがなくなっている...。そして夜中もじっとはしていないのが子どもたち。左右にゴロゴロ、バタバタと暴れまくり、何度も起こされることになるのだが、自分もかつては、朝起きると足と頭の位置が逆転していることがよくあったなあ、とちょっと懐かしく思い出すのである。

 お泊りの順番が過ぎてしまったペットは、「もっとたくさん泊まりたい!」と次回が待ち遠しいようだ。ちょうど今日はたまたま、ベンとタムの大喧嘩が勃発したのだが、その現場を目撃していたらしいペットからは「タムは悪い奴だから、もう泊まらせない方がいいよ」と、喧嘩にかこつけてタムをお泊りシフトから外すような発言。純真だとばかり信じていたペットだが、そろそろ知恵をつけてきたか??

 一人の子どもだけにめいっぱい時間をかけられるお泊りは、僕にとっても貴重な時間。僕がバーンロムサイで過ごす時間も残りわずかになってきたが、それまでにあと何回お泊りができるだろうか?次のお泊りはパヌだ。

小宮 陽之助|2009/04/22 (水)

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