私たちボランティアは、子どもたちと一緒に食堂でご飯を食べています。
いつも食事が終ると、私たちのテーブルに遊びに来たり、フルーツをもってきてくれたりするのですが、この日はまずゲンが日本の遊び「せっせっせのよいよいよい」を始め、それを見た男の子たちが次から次へとやってきて、日本の手遊び大会が始まりました。
ときどき歌を口ずさみながらかなり慣れている子もいて、中でもボーイは、もっと早くやりたい！と言うので少しペースアップしてみると、さすが、リズム感抜群のボーイは余裕な様子。最後は私も大人気なく、かなりの速さで対抗してみたのですが結局負けてしまいました。
「せっせっせのよいよいよい」といえば日本では女の子が大好きな遊び。男の子達が一生懸命にやっているのを見て、かわいいなあ。と思っていると、ひと段落して今度は床を滑って競争する遊びへとシフト。しかも、早く到着すると抱っこをしてもらえるというルールもいつの間にか出来上がっていて・・・。
一緒に滑って競争した後に一番の子を抱っこするという、私にとってはかなりハードな遊びがいつの間にか始まっていました。
日頃から声も大きく、ご飯もよく食べてとても元気な子達ですが、この日は特にエネルギーが有り余っていたようで、５往復してもまだ足りないといった様子・・・
しばらくハードな運動をしていなかった私にはかなり良い運動になり、一度往復して戻ってくるとちょっと休憩！もう動けない！と思うのですが、あの楽しそうな笑顔を見てしまうとついつい一緒になって床の上を何度も往復してしまうのでした。