といえ、これはもちろん日本でのことです。はじめまして、4月より日本の事務局で働き始めました、佐藤くみと申します。
この写真日記を読んでいただいている皆様は、バーンロムサイの子どもたちの日々の出来事やスタッフの様子、チェンマイの季節便りなどを楽しみにされていらっしゃる事と思いますが、日本での活動のことなども少しずつご紹介させていただければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

一昨夜、代官山・+INGにて名取のお話会が行なわれましたが、たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました。タイで日本語を教えていらした佐久間先生のお話も大変興味深く、+INGのスタッフの方々のご配慮の行き届いた場で、とても和やかな雰囲気の中、会は進みました。

この会には若い方々も多くいらっしゃっていましたが、それが私には少し驚きでもあり、またとても頼もしい事と思いました。

エイズと差別、思春期の子どもたちの性の問題、そして日本人によるタイでの買春などについて。また、自分のまわりにある問題や世の中の出来事をもっと知る事や、自分のためだけではなく、助けを必要としている人たちのためにも生きて行く事の大切さ、、、、。

そのようなことを知るきっかけに参加し、質問を投げかける若い人たちを見ていると、最近良く耳にする「社会貢献」や「ちょいボラ」などが一時的なブームに終わる事無くしっかりと根付いたものになってゆく事への期待が膨らみます。
私もまた、日々の生活や仕事に追われるだけではなく、自分を取り巻く社会の事に気づき、そして自分に出来る事は何かを考え続け、動いてゆきたい、、と改めて思う、そのような一夜でした。