写真日記
葛原岡神社 例大祭
2009年6月6日(土)~6月7日(日)に、鎌倉市の葛原岡神社(くずはらおかじんじゃ)で「例大祭」が行なわれた。葛原岡神社は明治21年に建立され、祭神は後醍醐天皇の臣下、日野俊基(ひのとしもと)。日野俊基は後醍醐天皇の命を受け、執権北条高時の時代に鎌倉幕府打倒を企てた公家のひとり。俊基の墓は国指定の史跡となっている。現在では由比ガ浜地区の鎮守として人々の信仰を集めている。
6月6日は宵宮祭の御霊入れ儀式などが行われた。そして翌7日は例祭。神前で祝詞をあげ、神輿が銭洗弁天から由比ガ浜方面に向かう。バーンロムサイ鎌倉店の目の前には由比ガ浜公会堂があり、そこでは神輿が出御するとあって多くの方々が御参詣しに訪れることに。
鎌倉店は由比ガ浜商店街振興組合でお世話になっていることもあり、店頭には「ちょうちん」を。そうなると俄然お祭り気分。道路を挟んだ目の前で担ぎ手の皆さんが朝から気合いの入った様子を見ていると、なんだか自分がこの後担ぐのではないかという気持ちに。お囃子がより一層気分を盛り上げる。
鎌倉店に来てくださる方々は知ってのとおり、店先にちょっとしたスペースがある。午後からは地元の方や、観光客の方々の撮影ポイントとなり、おおいに賑わう中、もちろんワタシもパチリ!!御神輿渡は、稚児行列に続いてお囃子の山車、子供神輿と続き、御神輿二基がその後に。そして、最後にもう一台のお囃子の山車と、かなり長い編成。「わっしょい!」「わっしょい!」と可愛らしいかけ声の後には「せいやッ!、そいやッ!」「せいやッ!、そいやッ!」と力強いかけ声。女性の担ぎ手も多く、卓球の愛ちゃんみたいに「サーッ!」「サーッ!」とも聞こえる。
朝からはじまり、夕方6時頃に終了。目の前の公会堂にて手締めを。もちろん三本締めで。何度も何度も。その後はテーブルをセッティングしてエプロン姿のおばさま達による腕を振るった数々の料理が。朝からずーッと見守っていたのを知ってか否か、やきそばの差し入れをいただき、少しばかりお祭りに参加した気になってしまった。小さな子供から、成人、さらには年配の方々が心ひとつにして、何かを成し遂げようという姿はとても美しく、そして温かい!!
お天気にも恵まれ、多くの方が鎌倉へと足を運んだことでしょう。
夏祭りとしては、鎌倉で開催される最初のお祭り。もしかしたら来年、担いでいるかもしれませんね・・。
中島 衣美|2009/06/11 (木)
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