写真日記
郵便局で
『郵便局で』
先日ハンドンの郵便局に行った時のこと、窓口のおじさんにいきなり「あれ?もう帰ったんじゃなかったの?ん?それともまた戻ってきたとか?」と驚いたように聞かれ、一瞬何が何だかわからずこちらも驚いてしまった。が、すぐに先月帰国した陽之助さんと間違われていることに気がつき、「おそらくもう一人の日本人と間違えていると思いますよ。彼は先月日本に帰りました。」と言うと、「そうそう、この人は先月帰ると言っていた人とは別の人だよ。」と後ろの方で郵便物の仕分けをしていたお兄さんも人違いに気付いている様子。そう言われてみると別人だ、といった感じで窓口のおじさんも納得したようだ。すると今度は、仕分けをしていたお兄さんが「あの女の子は戻ってこないの?ほら、名前は何だっけ?」と、必死に名前を思い出そうとしている。おそらく奈緒子ちゃんのことかなと思い、「ナオコでしょ?」と言うと、お兄さんはあまりピンと来ていないようなので、奈緒子ちゃんのニックネームの「マナーオかな?」と言うと、「そうそうそう!!」とお兄さんはうれしそう。そんなうれしそうなお兄さんに「マナーオは今も日本にいて、3月に結婚したんだよ。」と伝えると、今までのうれしそうな様子から一転、「本当にー?!あー、失恋だ~・・・。」と悲しそうにお兄さんは頭を抱え込んでしまった。
ホームから出る郵便物を郵便局に持っていくのは、これまでオフィスボランティアの仕事だった。ホームのあるハンドン郡にも外国人が増えてきたとはいえ、市内に比べればまだまだ日本人は珍しいうえに、ここ2年は奈緒子ちゃん、陽之助さんとタイ語の話せるボランティアだったこともあり、郵便局の人たちにとっても印象が強かったのだろう。2人ともここに郵便物を持ってきては、郵便局の人たちといろいろな話をしていたのだろうな、などと2人が郵便局に通う姿を想像してしまった。それにしても、奈緒子ちゃんファンのお兄さんにとっては何とも悲しい1日になってしまったようだ。
『大きい!』
今朝、ドゥアンちゃんがマンゴーを2つ持ってきてくれたのだが、そのマンゴーを見た瞬間思わず「オーーー!!」と声を出してしまった。というのもそのマンゴー、とにかく大きかったのだ。どのぐらい大きかったのかと言うと、下の写真を見てもらえばわかると思うが、今までに見たことのないほどの大きさだ。驚きのあまり、このマンゴーは何者なのかしっかり聞き出すのを忘れてしまったのだが、どうやらドゥアンちゃんの家の近くの農家の人にもらったものだそうだ。それにしてもこのマンゴー、大きい・・・。
鈴木 寛人|2009/06/13 (土)
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