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写真日記


ゴイとポン

090617.jpgゴイとポンがチェンライのフォスターファミリーと住み始め、3週間が過ぎました。スタッフのウェウが彼らに会って来たのですが、二人とも家族に、そして村にとけこみ、楽しく暮らしていると、そしてとっても元気だと聞いて安心しました。特にゴイはもともと人懐っこい性格で良くしゃべるので、お父さんとお母さんは可愛くて仕方ないそうです。預かってくださっている家族もポンもゴイも「ハッピー!ハッピー!」とのこと。ウェウが訪ねた時は、あのかつての下宿生活の、衣類にキノコが生えたという惨事(珍事)が嘘のようにゴイは自分のベッドのまわりを綺麗に片づけ、それも慌てて片付けたのではないようで、お母さんの写真も大事に飾り、きっと団体生活とは違う自分だけの空間と時間を大切にしているのでしょう。通学は二人とも村の子どもたちと一緒に通学専用の乗合バスに乗り、学校でもたくさん友だちができ、やすみの日は家の手伝いもするという、ごくごく普通の生活を送っているようです。髪の毛を切ってスッキリしたゴイの笑顔。まだ3週間しかたっていないのに、早くも私の方が会いたいモードが強くなっているのでした。

『日本に帰ると』

10日間ほど、展覧会や打ち合わせのために東京へ行きました。六本木アクシスビル3Fサボア・ヴィーブルでのバーンロムサイ展。チェンマイの縫製スタッフたちが夜遅くまで残業して作った衣類やバッグ、スカーフ、雑貨などを、手にとって、また試着して・・と、初日から多くの方が会場に足を運んでくださり、そして買ってくださいました。ありがとうございます!展覧会は23日まで開催しています!縫製場のおばちゃんたちも、「何が売れたの?」と真顔で質問。盛況だと話すと本当に嬉しそうで、張り切ってミシンの前に戻って行きました。さき織りのバッグも好評で、キットさんたちも楽しそうに織ってくれています。

話は変わりますが、日本へ帰る前には、どうしても何を食べようか・・ということで頭が一杯になってしまいます。そして真っ先に食べたいのが生たまごご飯!タイでも大丈夫そうな卵はそれなりにあるのですが、やはりちょっと心配。もう一つは、チェンマイではなかなか手に入らない紫蘇と茗荷を美味しいお豆腐と一緒に食べる・・。そしてもちろんお刺身! それにしてもデパ地下やスーパーマーケットはすごいですね。久しぶりに帰ると一番楽しいのが食料品売り場。でも以前のようにアレモコレモと調味料や食材を買わなくなりました。それだけチェンマイにも色々揃ってきたということです。・・と言いつつも結構買って帰って来たかも。もちろんこの季節、紫蘇と茗荷は宝物のように大事に持って帰って来ました。

麻生 賀津子|2009/06/17 (水)

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