夏のイベントも後半に入りました。先日行われた六本木のサボアヴィーブルでの展覧会を折り返し地点として、夜遅くまで続いたおばさんたちの残業もそろそろ落ち着いてきました。ひとつひとつの展覧会でどんなお客様が来ているのだろうかと考えながら、今シーズンは新たに古布を使ったほうきや、かんざし、裂き織りのバッグのポーチバージョンなどが続々と誕生してきています。縫製場のおばさんたちも自分の好きな商品や好みの色だと楽しそうに縫製し、日本人の好きな黒や茶色など地味な色だとなんで日本人は暗い色が好きなんだろうねえと言いながら縫製しています。こうして生まれた商品が並んだ展覧会場の写真が日本から送られてくると、いつもおばさんたちと見るのが楽しみで、先日のサボアの展覧会の写真でも現地で作ったものがきれいにディスプレイされた姿を見ながら、なんだかここタイでみるのとだいぶ違って見えるのが面白いねとよく話しています。これは私が作ったバッグだとかこんなにきれいになって飾られてと言いながらも、やっぱりおばさん達の中では価格が一番気になるところのようです。
今年の夏もたくさんのお客様に見て頂きありがとうございます。そして夏の後半もまだまだこれから続きますので是非お立ち寄りください。（写真：製作中の裂き織りポーチ）