写真日記
ビー玉遊び
夜や休日の子どもたちを見ていると、その時その時で子どもたちの間で流行りの遊びがある。今オンやゲン、ビーなどの小学校高学年の男の子たちの間で流行っているのがビー玉遊びだ。この遊びは四角く区切ったエリアの中にそれぞれビー玉を転がし、順番に相手のビー玉を狙って自分のビー玉を弾いていくというもの。自分が弾いたビー玉が相手のビー玉に当たればそのビー玉がもらえるというシンプルなゲームだ。このビー玉遊びは学校でも流行っているようだが、ホームで遊んでいる様子を見ても、そしてホームや学校で獲得したビー玉の数を見ても圧倒的に強いのはオンだ。大量に獲得したビー玉を自慢げに見せてくるオンを見ていると、どうしてもグライを思い出してしまう。
過去にはお互い床に置いたアイスの棒に「パッ!」と息を吹きかけ、相手の棒の上に自分の棒がのればその棒がもらえるゲームや、お互い出し合ったカードを床の上に重ね、そのカードに触れないように手を床にたたきつけ、その風圧でカードがひっくり返ればそのカードをもらえるといったゲームが子どもたちの間で流行っていたが、その時今のオンのように大量に獲得したアイスの棒やカードの山を自慢げに見せてくれたのがグライだった。今やそのグライも高校生となり、このようなゲームからは卒業しているが、圧倒的強さを誇ったグライの遊び番長の座を引きついているのが、いつもグライの後ろをついて回っていたオンのようだ。
オンやゲンたちがビー玉遊びをしているのを横で見ているは小学校低学年の男の子たち。オンが中学生、高校生となった時、この横で見ている子たちの中からオンの遊び番長の座を引き継ぐ子が出てくるのだろう。次の遊び番長の座は意外と器用なタムあたりになるのだろうか?
鈴木 寛人|2009/07/05 (日)
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