写真日記
ラムヤイが旬!
『ラムヤイが旬!』
7月2日の日記にもありましたが、今、チェンマイはラムヤイという果物が旬です。バーンロムサイがある土地は、元々はラムヤイの果樹園だったそうで、青々とした芝生の庭に生えている木の多くはこのラムヤイの木です。熟したラムヤイを、子ども達は木に登って自分でとって食べることもできます。
バーンロムサイスタッフのトンくんのお家の庭にもラムヤイの木が何本もあります。ちょうど今日電話したところ、収穫している真っ最中とのこと。おこぼれに預かるべく、トンくん宅におじゃましました。
トンくんのお家のラムヤイは大ぶりで厚い果肉。そして化学肥料を使わず、無農薬なので安心して食べられます。収穫された果実は業者さんに卸すそう。それなら私が持ち帰る分は買わせてください、と申し出たのですが、たくさんあるからただで持って帰ってとのこと。でも、トンくんのお父さんがお世話してきたラムヤイだし・・・とのことで瓶ビールを1本、お礼にお渡ししました。
聞いた話では、ラムヤイは現地でこうして生で食べられるよりも、ドライフルーツに加工されて中国などの外国に輸出されることが多いそうです。
ラムヤイの中国名は「竜眼(ロンガン)」。茶色い皮をむくと、みずみずしい半透明の果肉。その果肉の真ん中に黒い大きな種が1つ入っています。きっとこの見た目から「竜の眼」という名前がついたのだろうな・・・と眺めながら食べるのが、この季節の楽しみです。
『三宝節』
7月7日はワン・アーサーラハブチャー (三宝節)という祝日でした。陰暦8月の満月の日で、釈迦が最初の説教を行い、最初の子弟ができた日。これにより、仏・法・僧の3つ(三宝)が揃った日と言われ、この日を祝うために寺院にお参りに行くのがタイの習慣だそうです。
多くの人は朝からお寺に行ってタンブン(お布施)をすると聞いたので近所のお寺にでかけてきました。お寺の中の御堂では、多くの人たちが揃って読経。その裏手では日本で言うなれば檀家の方々がお料理を持ち寄って食事の準備。その雰囲気から、日本のお彼岸やお盆を思い出しました。
市場内の商店の店先には、写真のようなタンブン・セットも売られています。セットの中身は、トイレットペーパー、インスタントラーメン、飲料水など生活必需品が主流。おそらくお坊さん達の日々の生活に使われるのでしょう。お金を入れるための白い封筒も付いてきました。
タイは本当に信仰に厚い国・・・と改めて思う日でした。
小泉 幸季|2009/07/12 (日)
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