写真日記
変化する古布市場
先日、久しぶりに美和さんとゆきちゃんと朝の古布市場へ仕入にでかけた。沢山の古布が山積みにされた市場は、徐々に規模が大きくなってきている。アスファルトやテントが張られ市場の敷地が拡大されたり、新しい古布専門店が出店されていたり、古布市場のトイレのリフォームがされていたりと、市場の改造が行われているのをいつも買い出しの際に横目でみていた。相変わらず臭くて、ほこりっぽさは変わらないのだが、徐々に変化してきているのはこうして見ていてわかった。だが、今回久しぶりに市場に行ってもっと驚いたことが、バッグやポーチなどといった既製品の量がとても増えていたこと。去年までは、布市場の中に既成品がおいてあるといった感じだったのが、先日行ったら、少し大袈裟だが、既成品の中に布がいるという、まるで立場が逆転したような感じでびっくりした。きれいな布が、あまり趣味ではないバッグに変身しているのを見ると、残念...と思ってしまうが、きっとこれが好みの人がいて、そして需要があるのだから必然なのかもとも思う。でもなんだか古布市場全体が少し変化してしまって少しさみしい気がした。
(写真:洗濯してアイロンがけが終わった大判の古布)
馬場 容子|2009/07/16 (木)
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