8月1日から新しいスタッフとして縫製場で一緒に仕事をし始めました。昨年まではバンコクで仕事をしていて、チェンマイへ引っ越してきてからはまだ1年も経っていません。ようやくチェンマイの生活にも慣れてきて何か仕事を始めたいなぁと思っていたところ、バーンロムサイのスタッフ募集を知りました。バーンロムサイはバンコクにいる頃から一度行ってみたいと思っていたところで、しかも自分の好きな裁縫に関わる仕事。タイミングといい仕事の内容といい、もうこれは絶対に運命だ、と思いました。
その運命の（と勝手に思っている）仕事をさせてもらえることになってから10日ほどが経ちましたが、新しい仕事を覚えるのは大変な反面、毎日とても楽しくて充実しています。
まず何よりも通勤途中の風景がちょっと素敵なのです。

山に囲まれたチェンマイですが、私はチェンマイの町とバーンロムサイのある村のちょうど間に住んでいます。毎日の通勤は住宅街からだんだんと田園風景へと変わっていくのを見ながらという感じなのですが、毎日車を走らせながら、こんな素敵な風景を毎日見られるなんてと、通勤時間までもが楽しいのです。チェンマイに住んでいたらどうということのないどこにでもありそうな風景ですが、1年前まで自然とはほど遠い高層ビルの中でエアコンの寒さに震えながら仕事をしていた環境を思うと、そのあまりのギャップになんだか毎日がとても新鮮に感じられるのです。
バーンロムサイに来てまだわずか、毎日ちょっと緊張していますが、常に初心を忘れることなくいたいと思います。まずはとにかく早く仕事を覚えて、子供たちやスタッフの顔と名前もきちんと覚えるよう毎日頑張ろうと思います。　(写真：バーンロムサイへ通う途中の素敵な風景）