写真日記
ちょっとだけ、お帰りなさい!
病院での定期検査のために、チェンライのフォスターファミリーの家で暮らしているポンとゴイが久し振りにバーンロムサイへ帰って来ました。ゴイは5月に行って以来初めてで、髪の毛を切りとっても元気そう。朝私の家にやって来て喋りまくっていました。チェンライでの生活も楽しいみたいで、食事だけがちょっと問題と本人の弁。もともと好き嫌いの多い子ですが、バーンロムサイでの食事とはまた違うローカルな食べ物もあるようなので、もう少し時間がかかりそうです。学校でも友だちはたくさん出来たし、犬や鶏の世話もしていて、お手伝いも「まあまあ」やっているとのこと。とっても久し振りに会ったような気がしましたがまだ3カ月なんですね。
そして、ポンは以前ちょっとだけ戻って来た時よりしっかりした顔つきになったような気がしました。後から知ったのですが、将来車の修理工になりたいという、はっきりした目標が彼の中で芽生えつつあるようです。理由は、チェンライのお父さんの友人が自動車修理工場を開くことになり、その友人の名字と出身地がポンの本当のお父さんと同じ。タイ人スタッフ曰く、まだはっきり分からないけれど親戚の可能性が高いと・・。ポンは以前より家で良くしゃべるようになり、チェンライのお父さんと「自動車修理工の資格をとってその人の工場で働く」という話をしているようです。何も考えていなくて大丈夫かと心配していたポンに、実父と同じ苗字、出身地の人の出現が、彼の将来やりたい事に繋がって来ているのも、チェンライでの生活を選んだポンの人生のめぐり逢わせなのでしょうか。
久々嬉しい話しでした。
二人はチェンマイからバスに乗り帰って行きました。実は二人でバスで帰るのは初めてのことだったのですが、乗り継ぎか乗るバスを間違えたのか、降りたところはチェンセーン。チェンライのお父さんが慌てて車で迎えに行ってくれたそうです。それも良い経験。きっとバーンロムサイの団体生活では補えないたくさんの事を学び、体験しているポンとゴイなのだと思います。
『夏祭り』
子どもたちは病院へ行くとき、何故かとってもオメカシして「これぞ!」という勝負服を着て行きます。
そしてこの間の検査の時、ビーが選んだ勝負服は
彼はこのアロハがとても気に入っているようです。そして私は何故か夏祭りの水飴を買ったことや、金魚すくいを思い出すのです。寛人君が一緒に彼の服を見ながら「ズボンが柄ものじゃないのが救いですね」と言っていました。次回のビーの勝負服のズボンが気になります。
麻生 賀津子|2009/08/22 (土)
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