日本では15年以上もペーパードライバーだった私ですが、チェンマイに住むようになってから運転を再開、初めて自分の車を所有し、毎日車を運転してバーンロムサイへも通っています。
・・・が、気づいたらその車の納税更新期限（というのでしょうか？）が既に切れていました。日本だと車検の時期がステッカーで貼ってあると思いますが、タイでは車検はないのですが年に一度自動車税を納めなくてはならず、その期限を記したステッカーが貼ってあります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2552（2009）年8月27日と納税期限を記したステッカー

この車は昨年末に夫のお姉さんから安く譲り受けたもので、お金だけ払って名義も変更していなければ、保険も任意保険に加入しているのかどうかも不明のままです。タイでは人命よりも車を買う方が高いと言われるくらい車は高額で、中古車でも結構な金額で売ることができるため、名義が何回も変わっていると売るときに不利になるからとあえて名義は変えなかったのですが、保険に関しては何も詳細を聞いていませんでした。誰が運転しても保険は使えるからとは言っていたような記憶はあります。
タイにも強制保険と呼ばれる日本でいう自賠責保険があるのですが、これはこの納税の時に一緒に更新だと思ったので、ということは保険も切れてる？と、とても心配になってすぐに夫（タイ人）に聞いてみました。元はというと任意保険のことなど詳しくお姉さんに聞いておくよう随分と前に頼んであったのに、保険に入るという認識が日本人よりも薄いからなのかすっかり忘れていたようです。
私の心配をよそに夫は平然と、大丈夫だよ、ステッカーの期限というのは普通はそれから3ヶ月間は猶予があるんだよ、と言います。ってそれって本当ですか？ビザが切れたら不法滞在で罰金取られますよね。よく検問を行なっているのはこのステッカーの期限切れをチェックして罰金取っていると言っていたのに、3ヶ月も猶予があるなんてちょっとおかしくないですか？なんのための期限表示？と思ってしまいます。では今の状態で警察に捕まることはないの？と聞くと、それは捕まるよ、だから検問していそうな道は走らない方がいいよ、と何ともその場しのぎでつじつまの合わない回答。では3ヶ月間の猶予ってどういうこと？と聞いても夫も他人から聞いた話みたいで全く要領を得ません。
夫の言っていることが正しいかは別として（かなりの確率で正しくないと思いますが）、今まで色々なことを夫任せにして、運転を始めてから何ヶ月も自分で調べなかったのは運転する者として責任感に欠けると反省したので、今回の納税をきっかけに自動車税や保険のことなどもっと知る努力をしなくてはと思いました。とりあえず納税するまでは運転していても警察官を見るたびにビクビクしてしまいそうです。