写真日記
かけ算九九
夜、男の子の家からかけ算九九を唱える声が聞こえてきたので、様子を見に男の子の家へ行ってみた。かけ算九九はそれぞれの部屋から聞こえていたが、まずは一番奥の部屋へ行ってみると、そこではビー、そしてまだ小学1年生のタムとパヌ、幼稚園生のペットまでがかけ算九九の表を見ながら九九を唱えている。2段ベッドの上では、まだかけ算九九が何なのかすら理解できていない様子のパヌがビーの横にピッタリくっついて、ビーに教えてもらいながら何とか九九を唱えている。その下のベッドに横になっていたタムは、頭の中で数字がグルグル回っているのか、若干放心状態。幼稚園生のペットは一人離れたところでひたすら九九を唱えていた。
パヌに九九を教えるビー 遠い目をしたタム
今度は一番手前の部屋へ行ってみると、ここではボーイとベンが九九を唱えている。この部屋は、なぜかとても楽しそうに歌でも歌うかのように九九を唱えているベンと、先程のタムと同じく遠い目をしたボーイの対比がとてもおかしい。
最後に真ん中の部屋へ移ってみると、この部屋にはオン、タン、ゲンの3人と保父のコムさんがいたが、九九を唱えているのはゲン一人で、オンとタンはすでに寝ていた。コムさんにみんないきなり九九を唱え始めてどうしたのかと聞いてみると、今日からコムさんが小学生までの子どもたちを対象にかけ算九九のテストを始めたのだそうだ。2の段から12の段まで(タイのかけ算九九は1の段から12の段まである)すべて言えたら合格で、1つでも間違えたら後日やり直しなのだそうだ。そして、今日のテストに合格したのは、オン一人だけだという。それでオンが寝ていたのには納得したが、不合格ながらぐっすり寝ているタンは大丈夫なのだろうか?
明日もテストをするとコムさんは言っていたが、はたして合格できる子はいるのだろうか?今日見た限りでは、一番合格に近そうなのはビーかもしれない。
鈴木 寛人|2009/10/11 (日)
前の写真日記:神頼み、、、もっと気持ちの良い日本になりますように!
次の写真日記:納豆に似たもの