写真日記
タンブン
10周年記念式典のウラ?話です。
朝。子どもたちはいつもよりちょっとおめかしをして、みんなでガジュマルの木の下にお線香をあげました。きちんと整列をして、静かに祈りを捧げました。
9時からタンブンのためにお坊さんが来る予定だったのですが、なかなか来ない・・・。この24日は「日が良い」そうで、来てくれるお坊さんが見つからないという話を聞いていたので、ちょっと心配しましたが、30分ほど遅れて到着。近くのお寺のお坊さんが見つからず、結局ランパーンからわざわざお越しいただいたそうです。長ーい長ーいお経。私は足が痛くなり、何度も組み替えたりしていましたが、一緒にお経を唱えている子、ちょっと飽きている子、明らかに寝てしまっている子・・・、無事に滞りなく終わって本当に良かったです。
この仏像に巻きつけられたヒモは、バーンロムサイの入り口の図書館から一番奥のアトリエまで全ての建物がこのヒモで一つにくくられていました。この仏像はお寺からお借りした由緒ある仏像かと思いきや、エー君の家から持ってきたものだそうです。
お坊さんと一緒にやってきたおじさん。お坊さんのお経に入る前に長い文章を読み上げていました。とても緊張していたようですが、終わった後はホッとしたのか、みんなに聖水をかけまくっていました。
午後は、子どもたちは村の子どもたちと一緒にゲームをしたり、お菓子やアイスクリームを好きなだけ食べても怒られないし、特別で本当に楽しい一日だったと思います。
『ロイクラトンの準備』
ロイクラトンはタイの伝統行事で、陰暦12月の満月の夜に行われます。川の女神に感謝を捧げます。今年は11月2日に当たりますが、子どもたちは学校が始まってしまうので、10月31日に川へクラトンを流しに行く予定です。バナナの葉っぱや花を使って、クラトンを作りました。クラトンにはそれぞれの個性が出てどんな感じになるのか、流しに行くのがとても楽しみです。
菅野 裕子|2009/10/29 (木)
前の写真日記:テッサガンギンジェー
次の写真日記:どんぐりとかぼちゃとMJ