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写真日記


ロイクラトーン

091031.jpg一昨日の裕子さんの日記にもあったが、今日も朝から数人の子どもたちがクラトーン作りをしていた。毎年子どもたちは学校でクラトーン作りの日があり、そこで作ってきたクラトーンを流していたのだが、今年は新学期が始まるのが11月2日のロイクラトーンの日ということもあり、ホームでのクラトーン作りとなった。クラトーンはバナナの幹を輪切りにしたものに、バナナの葉や花で飾りつけていくのだが、日本の折り紙の本のようにバナナの葉の折り方の本まであり、細部までこだわって飾り付けされたもの、大胆に飾り付けられたもの、飾り付ける花の色のバランスなどなど、子どもたちの個性がでたクラトーンができていた。

夜にはそれらのクラトーンを持って、市内のロイクラトーン祭り会場へと行ってきた。初めは市内で1番大きなお祭り会場へ行くと出発したのだが、人出が多く、車を止められないかもしれないということで途中で去年も行った会場へと行き先が変更になり、そこでもロイクラトーンのパレードに当たってしまい、お祭り会場へ到着するまでにかなりの時間がかかってしまったが、なんとか会場に到着。みんなでクラトーンを川に流し、それからは子どもたちが待ちに待っていた花火と爆竹の時間となった。どこのロイクラトーン会場に行ってもそうだが、みんなさっさとクラトーンを流すと、子どもから大人まで花火や爆竹を楽しんでいる。ロイクラトーン祭りといえば、クラトーンとコムロイというイメージだが、実は花火と爆竹をしている時間が1番長く、タイ人たちがロイクラトーン祭りで楽しみにしているのは、この花火と爆竹の時間なのかもしれない。

今日も花火と爆竹を存分に楽しんでいた子どもたち。そして、ついに来週の月曜日からは新学期が始まる。ちなみに、新学期が始まった次の日、3日はまた学校でクラトーンを作るそうだ。

鈴木 寛人|2009/10/31 (土)

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