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写真日記


再利用

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これが何だかおわかりでしょうか?


実はこれ、タイでお米や小麦粉、砂糖などを入れて売る(主に卸売り)ときの袋なのです。お米でも色々と種類やブランドがあるので袋の色や絵柄も本当に様々です。主にお米問屋で使い終わった後のこれらの袋を安く分けてもらってきて、現在の縫製場はこの袋であふれかえっています。

なんとバーンロムサイの縫製場ではこの捨てられてもおかしくない袋を再利用して素敵なものに変身させるという試みがあるのです。

毎年12月にアンダーザツリー展を開催していますが、今年のその会場はマーケットをイメージして様々なものを売るというコンセプトです。先日のくみさんの日記にもありましたが、今の縫製場はそのための商品作りでとても大変な日々なのです。そしてこの米袋たちはとっても素敵な意外なものに変身して12月に展示会場に並ぶ予定です。


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これらは既に裁断の済んだものと縫製途中のもの(作り方が結構複雑でこれを縫っているデーンさんは眉をしかめています)ですが、これらが何になるのかは楽しみにしていてください。

この袋はよく見ると大きく編まれているので、裁断した後、すぐにロックミシンをかけないとどんどんと断ち目がほつれていくし、縫製もかなり大変なようで、おばさんたちの苦労ははかりしれません。この袋の切りクズを体のあちこちにくっつけながら、毎日一生懸命に縫ってくれています。

この米袋を使った商品以外にも、今年のアンダーザツリー展では、この展覧会のみでしか買えない商品がいくつか並ぶ予定です。縫製場のおばさんたちの残業は相変わらず続くことになるのですが、きっととても素敵な展覧会になることでしょう。たくさんの人に是非とも足を運んでいただきたいと思います。

上田 真理子|2009/11/05 (木)

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