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世界糖尿病デー

毎年11月14日、東京タワーや東寺・五重塔、鎌倉大仏、札幌時計台、名古屋城など日本各地の名所がブルーにライトアップされます。このブルーライトアップは、日本のみならず、エッフェル塔や万里の長城、ナイアガラの滝など世界約100か国で行われます。「世界糖尿病デー」に、ちなんだイベントです。


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2008年の鎌倉大仏


世界糖尿病デーとは?
現在、糖尿病は世界の成人の約5~6%(2億4600万人)が抱える病気で、年間実に380万人以上が糖尿病の引き起こす合併症などが原因で死亡しています。これは10秒に1人が 糖尿病に関連する病で命を奪われている計算となり、 AIDSによる死者に並ぶ数字です。このまま進むと、世界の糖尿病人口は、2025年には3億8000万人に達することが予想されています。そこで、2006年12月の国連総会で「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択され、11月14日を世界糖尿病デーに指定し、糖尿病の予防と治療に対する啓発を世界に呼びかけ活動の輪を広げたいとの趣旨で行われることになりました。

初めて東京タワーがブルーライトに染まった時、たまたま近くに居合わせていて、理由も知らずに見たのですが、「すっご~い!」「きれ~い!」の連続でした。その前の10月1日には「ピンク」に染まり、これも理由知らずに感動した覚えがあります。ピンクの理由は、ピンクリボン運動と言って「乳がんの正しい知識と早期発見の大切さ」を世界中の女性たちに広くアピールするという意味が託されています。こちらもピンクリボンに賛同した建物などが全国各地でピンクにライトアップされます。

このような活動もまた、知ってもらう事の大切さが伝わります。今年の「世界糖尿病デー」のブルーライトは鎌倉大仏以外にも、長谷寺や鶴岡八幡宮、大船観音などが予定されています。なんだか神秘的な「鎌倉大仏」を見に行こうと思っています。


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2008年長谷寺


中島 衣美|2009/11/06 (金)

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