写真日記
チェンマイ交通事情
世界に悪名高いバンコクの交通渋滞を考えると、チェンマイはのんびりしたところだと思っていましたが、よく観察してみるとそうでもなく、色々分かってきました。
バンコクではスカイトレイン、地下鉄、路線バス、メータータクシー、トゥクトゥク、ソンテオなどがあり、移動するには日本に近い感覚で利用が出来ます。
一方、チェンマイでは公共交通機関が少なく、タクシーはほとんどが交渉制、トゥクトゥク、ソンテオなど、さらにバーンロムサイのまわりとなると、近くに公共の乗り物は走っていないので、タクシーをチェンマイ市内から呼ぶしかありません。そして物価の差を考えるととても値段が高い。チェンマイでタクシーを利用すると、私の感覚だとバンコクのメータータクシーの2倍くらいの価格。代替手段が他にないのでそうなってしまうのは仕方がないことなのですが。
となると、自分で車やバイクを運転することになります。日本と同じく左側通行右ハンドルなので違和感を感じることはありませんが、タイでの運転にはびっくりさせられることがしばしばあります。
バイクの多さ、バイクの3人乗りや4人乗り、信号が赤でも左折はOKとか、ウィンカーを出さずに車線変更する車がいたり、やたらと飛ばす車、カーブなのに減速せず100km/hくらいで走り抜けてゆく車、かと思えば90km/hの制限速度の道を30km/hくらいで自分のペースで走る車、そしてそのせいでちょっとした渋滞、道路には3車線分の線が引いてあるのに、なぜか4車線になって車が走っていたり、駐車場では1台分のスペースの中にきれいに入っていなくても気にしないし、時に2台分のスペースを使って真ん中に停められていたり・・・と、かなり自由です。
チェンマイ市内のお堀の通りは一方通行も多く、自転車やバイクもいっぱい。
ずっとペーパードライバーだった私は運転にはあまり自信がなく、タイの自由な交通事情を考えると、自分もそういう走り方をしても良いのか悪いのか。。。まさか自分がバイクに乗るなんて思ったこともなかったのにチェンマイに来て乗れるようになり、そしてそろそろ一人でちゃんと車の運転が出来るようにならなければ!と思っています。
菅野 裕子|2009/11/18 (水)
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