今回は、別の仕事の関係で、バーンロムサイの子どもたちが通うシリピンムアン小学校を訪れた。

ボランティアしているときにも、「母の日」や歌と踊りの発表会で、何度か訪れたことがあるのだが、今回はまだ学校に行ったことがないというボランティアのゆきちゃんと一緒だ。

訪れたこの日は朝礼があった。

校庭に集まって、タイ式前ならえをする子どもたち。まずは国旗をあげている間、歌を歌っていた。

その中でもバーンロムサイの子どもたちがどんな様子か見てみると、タムは始終こっちを見ながら、嬉しそうにニヤニヤ。ベンはちゃんと歌を歌っていて、私たちと目が合うとニコッとしてくれる。ペットは、眠いのか歌を歌わずぼーっとした表情をしている。アーパイは大人しくきちんと歌を歌っている様子。

それから、その後は表彰式があり、環境授業で一番いい絵日記を書いた生徒の名前が呼ばれ、盾と賞状、デジタルカメラが贈られた。表彰された女の子は、とても緊張している様子で、始終、顔がこわばっていたが、先生は誇らしげだった。

朝礼の後は、みんな授業が始まる・・・はずなのだが、なぜか広場で自由に遊びまわっているクラスがあったり、教室を見に行っても、これが授業をしているの？という感じであまり緊張感は感じられない。授業の間でも席を自由に歩き回ったり、おしゃべりしたり・・・。しかし、見ていくと、先生が生徒にしっかり教えている、という雰囲気のクラスも見られたのでちょっとほっとした。

学校の中にいる子どもたちを見ていると、それぞれいろんな友達がいて、自分の世界を持っていて、バーンロムサイで見ている子どもたちよりちょっと大人に思えた。タイの授業参観をしてみると、子どもたちの違った一面が見えてとても面白い。

それにしても、大勢の子どもたちの中で、やっぱりうちの子たちが一際可愛く思えるのは、親バカなのだろうなぁ・・・と思わされた一日でした。

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