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写真日記


少し足をのばせば・・

バーンロムサイから車で南へ約1時間。メーワンという場所にカレン族の青年たちと暮らしている象たちの小さなキャンプがあります。象と一緒に山を登り、村の中を歩き、川の中も少し歩き、時々子象も一緒について来ることがあります。算数もお絵描きも出来ないけれど、観光客が多く行く商業ベースの象キャンプとはまたちょっと違う、素朴で気持ちの良い象とのトレッキングが楽しめるところです。zo-no-hana.jpg

歩きながら鼻でバナナをせがみます。すごく沢山食べます

そこからさらに車で1時間弱、普段着も民族衣装、殆どの人がカレン語を使い、自分たちの文化や風習を大切に守り、自然と共存して暮らすカレン族の村があります。そこに友人の知り合いの家があり、カレン族の伝統料理をご馳走になりました。村で収穫したお米を食べ、それは結構日本米に近い形と味で美味。鳥をまるごと煮込んだ料理、特製ナンプリックやお粥など、今までに食べたことのない、そしてすべてがとてもおいしい!!!!!質素で清潔な家々は無駄がなく、腰織りで家族の服や特別な時のための服を女性が各家で織り、殆どが自給自足と聞きました。若者は一度町に働きに行っても結局この村の生活が「サバーイ サバーイ(気持ち良い、心地よい)」ということで多くの人は戻ってくるそうです。なので過疎化もありません。豚や鶏が放し飼いになっている村の中を散歩し、水田の中を歩いてゆくと、稲刈りの終わったこの時期、野生のひまわりがたくさん咲いていました。himawari.jpg
野生のひまわり
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村を出てすぐの高台に、金色の大仏、岩に掘られた顔顔顔・・。なんとも不思議なそして頂上からの景色がとても美しいお寺があります。カレン族の村も一望できるこのお寺にどのような歴史が秘められているかは現在調査中。daibutsu.jpg

大仏
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お寺の頂上からの景色

バーンロムサイから少し足をのばせば、ドイインタノン国立公園やたくさんの自然に囲まれた場所がたくさんあります。先日行ったメーワンも朝から夕方まで「たっぷり!」と楽しむことが出来ました。ゲストハウスにゆっくり滞在しながら、1日こういう自然や文化に触れる旅を入れてみるのもお薦めです。

ちなみにこの象やカレン族の村への小さな旅は、12月18日からのアンダーザツリー展ゲストハウスコーナーでご紹介し、申し込みを受け付ける「10名様限定『たっぷりチェンマイ!』6日間の旅」の中に入っています。その他にも「チェンマイ」が盛りだくさんのこのツアーは、チェンマイの歴史や文化や食や自然に触れる今までにない楽しい旅の企画です。そしてこの旅をプロデュースしたのは「たっぷりチェンマイ!」の著者 岡本麻里さんと古川節子さん!

興味のある方は是非展覧会へいらしてください。お待ちしています!

麻生 賀津子|2009/12/03 (木)

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