写真日記
メーチェムの手織り布
少し前から入手が困難だったヤイガンチャーの新しい糸が購入でき、メーチェムのおばさんに織ってもらうことになっているという話を9月の日記で報告しました。バーンロムサイのオリジナル商品をいくつも作り出しているこのコットンとヤイガンチャーを織り合わせた布。とうとうその布が織りあがってきました。
写真の左側がこれまでの布の残り、そして右側が新しい糸を使って織った布です。前の日記にも書きましたが、新しい糸はそれまで使ってきたヤイガンチャーの糸よりも少し色が薄く、織りあがりも写真ではわかりづらいかもしれませんが、やっぱり少し白っぽく出来上がってきました。糸自体も前のものよりもやわらかい感じはしていたのですが、織ってみると肌触りもちょっぴりやわらかいような感じがします。
写真のようにとてもきれいに織りあがってきたので、これから定番商品も含めて色々と作っていきたいと思っています。
そしてこれらのチェックの布も最近になって織りあがってきたコットン布です。タイ語でファイディンと言われる糸とファイキアオと言われる糸を使って織っています。どちらもコットンですが、ファイディンという糸を入れると少しテロッとした質感になり肌触りのとても気持ちのいい布になります。
今は今月のアンダーザツリー展のために忙しい縫製場ですが、それが無事に終われば、次は徐々に春物を考えていかなくてはなりません。既に春物として新しい商品はいくつか考案されているので、これらのチェック布も春には新しい商品となって登場することでしょう。新しい手織り布を使ったバーンロムサイ商品、楽しみにしていてください。
上田 真理子|2009/12/07 (月)
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