写真日記
交通事故
『交通事故』
インターネットでタイのニュースを見ていると、今年1月から11月までのタイの交通事故報告件数、交通事故死者数に関する記事があった。その記事の中に去年のタイと日本の交通事故死者数も載っていたのだが、その数はタイが11,561人、日本が5,155人。タイの人口は日本の約半分で、自動車の数はさらに少ないのに、タイの交通事故死者数は日本の交通事故死者数の2倍ということになる。記事の中には、タイでは速度違反や飲酒運転の取り締まりが緩く、医療レベルも低いことから死亡事故につながることが多いとあった。さらに、事故で重傷を負った人の追跡調査も十分に行われていないため、実際の死者数は統計を上回ると見られているのだそうだ。
実際に車を運転していても、事故現場を目撃する頻度は日本に比べて確実に多く、また、こんな運転をしていたらいつ事故があってもおかしくないといった運転をする車もとてもよく見るだけに、気をつけて運転しなければと改めて思わされる記事だった。ホームの子どもたちもバイクを運転する子が増えているので、事故にだけはくれぐれも気をつけてもらいたい。
『カウダウ』
先日の裕子さんの日記に、タイにいると日本ほどにクリスマスを感じないという日記があったが、ホームにいると同じく日本ほどに年末年始を感じることが少ない。そんな中、裕子さんがベンさんに「カウダウはどこに行くの?」と聞かれ、「カウダウって何だろう?」と考え込んでいる姿にホーム独特の年末年始らしさを見た気がした。というのも新しくきたスタッフが年末にタイ人スタッフから「カウダウはどこに行くの?」という質問をされ、「カウダウって何だろう?」と考え込んでいる姿を毎年見るからだ。この「カウダウ」というのは「カウントダウン」のタイ語訛。1年でこの時期しか聞かない言葉だけに、新しくきたスタッフは間違いなくこの時期に「カウダウって何だろう?」と考え込むことになるのだ。
ちなみに、チェンマイでは市内のターペー門での「カウダウ」が有名なようだ。
鈴木 寛人|2009/12/28 (月)
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