写真日記
買い物
日本で「買い物」と言えば、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、デパート、大きなショッピングセンターなど、何でも揃うワンストップショッピングで済むようなお店に行くことが多いのではないかと思います。ワンストップショッピングといっても、デパートを何軒もハシゴするなんてこともよくありますが・・・。
昔ながらの八百屋さんや魚屋さんといったお店は減り、そういったお店が立ち並ぶ商店街がさびれていく傾向にあるのではないかと思います。
チェンマイに来て、今までと買い物が変わったなと思います。ショッピングセンターやスーパーマーケットにもよく行きますが、市場や●●が売っている(というよりむしろ●●しか売っていない)お店に行くことが増えました。
日本で市場といえば、築地市場などのようなお店の人(プロ)が行くところで、素人が普段行くことはあまりないと思います。以前、タイ人に「日本人は通常スーパーで買い物をする」と話したところ、「スーパーは高い!何で市場に行かないの?」とても驚かれたことがあります。タイの市場は誰でも行くところ、ほとんどの人が市場で買い物をします。田舎へ行けば行くほど、コンビニやスーパーはなく、市場が買い物の場です。
ホームから近いハンドン市場は、野菜、果物、肉、魚、日用品など何でも揃い、まさに市民の台所。生鮮食料品はスーパーで買うよりも安くて新鮮です。
チェンマイでは芝刈り機の店、庭手入れ用品の店、水槽の店、陶器の店、台所用品の店・・・など様々なお店が健在です。
先日行った電気屋さんでは色々な種類の照明器具などが所狭しと陳列され、電気を買いたい人がチェンマイにこんなにたくさんいたのかとびっくりするほど混みあっていました。数少ない店員さんを捕まえて、これが欲しいと伝えて会計が済むまでがまた一苦労。当たる店員さんにより、スムーズに物が出てくるか、お会計が早く済むかが決まります。効率も悪いです。このお店に限らずどのお店もそうです。日本にいたら間違いなくイライラすることではありますが、不思議とタイにいるとしょうがないかとあきらめなのか、あまり腹も立ちません。
そんな感じのチェンマイの買い物事情ですが、マニュアル化されていない人と人とのやり取りが楽しいのかもしれません。
菅野 裕子|2010/01/22 (金)
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