写真日記
土の家
バーンロムサイのゲストハウス「土の家」はかつてボランティアスタッフのポーダイスケが8カ月かけて作った家です。涼しくて快適!とお客様にも人気の場所。テラスの土の椅子の上で蝋燭の灯りのもと、ちょっと一杯・・は最高に気持ちが良いのです。
そして先日、土の家の茅葺き屋根を葺き替えました。3年に一度というのが目安ですが、今回は以前の名取の日記にもあったように茅を探すのが大変で、結構遠くまで買いに行かなくてはなりませんでした。土地を売るために更地にしてしまうことが多くなった昨今、この茅不足はこれからの悩みの種となりそうです。
『山の野菜』
以前住んでいた村の中にある移動市場。毎週月、水、土と開かれるこの市場は常設市場よりその日とれたての野菜が多く集まり、特に山岳民族の人が山から売りに来る野菜の中には、平地では育ちにくい、そして日本人にはとても有難いものが結構あります。例えば長ネギはタイ料理では使わないし、高級スーパーには売っていますが高い!キュウリも日本のキュウリと同じものがあり、男爵芋が殆どないタイで、ジャガイモ好きの私にとって何よりも嬉しいのは、この時期山で採れた小さな新ジャガがあることです。最近は常設市場でも長ネギや日本のキュウリなどなど、手に入りやすくなって来ました。でもやはり山から今日来た!という感じの移動市場で買うと、美味しく感じます。そして安い。こんなにたくさん買ってどうするの?と自問自答しながら、頭の中は食べることで一杯に。市場で買物をしている時は至福の時なのです。
麻生 賀津子|2010/02/04 (木)
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