写真日記
自家製はちみつ
バーンロムサイからそんなに遠くない、チェンマイ市のはずれにある我が家。昨日の由希子さんの日記は「蜂の巣」のお話でしたが、私もまた蜂の巣のお話。
我が家の庭の木に蜂の巣ができたらしく、夫がそれを収穫しました。細い木の枝を包むようにできた細長い蜂の巣。私が目にしたときにはもう既に収穫された状態。蜂そのものの姿はないのですが、蜜が巣から滴っています。ということは古い巣ではないということ...?夫に「蜂に刺されずにどうやって巣を獲ったの?」と聞くと、「蜂の巣を取るテクニックがある。少しだけ火を使うんだ。」とのこと。
その蜂の巣を少しずつ崩していきます。すると、じわーっと蜂蜜が溢れてきました。蜂の巣のかけらを少しだけわけてもらい、私も口に含んでみました。甘くておいしい蜜!口の中の蜜がなくなってしまった後は、巣の成分がまるでガムのような感じで残りました。これは食べられないそうです。
蜂の巣を手で絞って、蜜を出し切り。マグカップに一杯分くらいの蜂蜜がとれました。バーンロムサイで暮らしている時には、急に家やオフィスに蜂の巣ができたりして、日本での生活よりは蜂が身近になっていました。それでも自分で蜂蜜まで収穫できたのは初めてのことでした。
蜂は怖いですが...こうして蜂蜜が取れるとなると、蜂がいる生活も悪くないな、と。この蜂蜜をどうやって食べようかな、と楽しく考えているのでした。
小泉 幸季|2010/02/19 (金)
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