２月２０日午後４時半現在の気温は、日陰で３０度、湿度３０％。南側の日向に温度計を置いてみたところあっという間に４１度で湿度は計れず、、、、

日本は四季がはっきりしており「温か」「暑い」「涼しい」「寒い」で春夏秋冬と区別ができます。

そしてここタイは熱帯性気候。１１月から２月までが寒い乾季、そして３月から５月ごろまでが暑い乾季、５月ごろからは雨が降る確率が高くなり、９月、１０月は雨期。「からからで涼しい」～「からからで暑い」～「じっとりと暑い」～「スコールの季節」と言ったところでしょうか。

一番寒い１２月の明け方バーンロムサイのあるナンプレー村の気温は１３度くらいまで下がります。そして日中の気温は２５度くらいまでしか上がらず、日本の気候になれた私たちには心地よく感じられますがタイ人にとっては「冬」。

乾季には多くの花が咲き、雨期には果実が実ります。

そして嬉しいのはその季節にしか食べられない食べ物が沢山あると言う事です。

チェンマイに住みはじめた頃、一年中暑いこの気候はつまらないなぁと思っていたのですが、じっくり観察してみると季節によっていろいろな生き物の動きが変化します。昨日、一昨日の日記にもあったように蜂が巣を作る季節、２，３日前に今年初めてのトッケイの鳴き声を聞きましたし、そろそろ蛙が泣きだすでしょうし、町中の電線や木々には渡り鳥が羽を休め大きな声で鳴いていました。桜のような花や藤のような花が山に咲き、ブーゲンビリアが満開になるのも今の季節。ここチェンマイにもちゃんと季節があり、しっかりと観察をしてみると楽しいものです。

でも一番すごいのは５月頃、二度目の大雨が降った後、地中から這い出して来る羽蟻の数！車を運転していてこの大群の中を走り抜けるとまるでぼた雪の中を走っているよう！何も見えなくなってしまいます。この虫が出た晩は真っ暗にして寝るしかありません。

昨日の晩からお蒲団を一枚減らしました。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　午後４時半日陰で３０度　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午後４時４０分日向で４１度