写真日記
「たっぷりチェンマイ!」の旅
第一回「たっぷりチェンマイ!」の旅は、昨年12月に公募し、鹿児島と関東各県から7名の方が参加してくださり、2月18日チェンマイ着、23日朝成田着というスケジュールの中、事故も怪我も病気も何もトラブルなく、無事終了しました。
この旅の特徴は、普通のツアーではまず行かない所へ、また普通のツアーでは聞けない話しが聞け、普通のツアーでは食べられない美味しいものがたくさん食べられること。もちろんバーンロムサイゲストハウスでの滞在も、充実したものとなります。
到着翌日、通常旅行会社が用意した車で観光へ行くことが多い中、普段タイ人が使うソンテオ(乗合タクシー)に乗って移動。小さいけれども興味深いお寺をゆっくり訪ね、元新聞記者のブンスーンさんから直接チェンマイの歴史を伺い、何よりもこの旅を企画した「たっぷりチェンマイ!」の著者 岡本麻里さんと古川節子さんが同行して、チェンマイの文化や歴史を知り尽くしている彼女たちの話しを聞くことが出来ることは、普通のツアーには絶対ない楽しい時間を過ごせます。もちろん美味しいものや食材にも通じている彼女たちのセレクトした北タイの食事は、どれもはずれの無い美味しさです。チェンマイ最大のワロロット市場での買い物も皆さんとても楽しんでいらっしゃいました!
3日目。市内のホテルをチェックアウト。メーワンで象に乗った後、高台にあるお寺へ登り、これから尋ねるカレン族の村を見降ろします。今も昔ながらのカレン族の生活を大切に守っているある村のお宅にお邪魔して、伝統的なカレン族の料理をご馳走になりました。特別な時だけに食べる鶏肉や豚肉を使った素朴で心のこもった食事、そして村で収穫した玄米、お父さんが用意してくれた地酒、最高でした!
食後は、修業の後踊ることが許されたその家のお父さんが「剣の舞」を披露してくださり、女性が日常に織っている「腰織り」を体験したり、脱穀を手伝ったり、子豚や子犬たちが戯れる村を散策したりと、あっという間に時間は過ぎてゆきました。帰りにハンドン市場に寄ってそれぞれ自分たちの夕食のおかずを購入した後は、バーンロムサイゲストハウスにチェックイン。市内よりも朝晩涼しい自然の中にあるゲストハウスで疲れを癒していただけたと思います。
4日目、のんびりマッサージをしたりプールで泳いだりとくつろいでいただき、昼食後は、タイ料理教室。先生はホームの保母、ティムさんとレックさんの料理上手コンビ。岡本さん、古川さんも一緒にハンドン市場で材料を買った後、すいかハウスのキッチンでカオニャオ(もち米)を蒸し、二人の指導のもと、5種類の料理を皆で作りました。以外と私も知らないことが多く、普段何気なく食べている美味しいタイ料理が出来るまでを最初から最後まで見ることが出来、それを皆さんとゲストハウスで食べた美味しさは、格別でした。食後、ホームの子どもたちと一緒に30個のコムロイ(紙で出来た熱気球)をプールサイドであげ、夜空に昇って星の一つになってゆくかのようなコムロイに、参加された皆さんそれぞれが願い事を託していました。
5日目は夕方の出発までフリータイム。すっかり意気投合した参加者の皆さんは、市内への買物というオプションもあったのですが、全員ゲストハウスで泳いだり、マッサージを受けたりと、のんびりゆったり過ごし、「また是非チェンマイに来ます!」とゲストハウスを後にされました。きっとまたチェンマイで皆さんに会えるのだと思います。
翌朝、無事成田に到着との知らせを受け、この第一回目のツアーが無事終了して、ホッとしたのと、参加してくださった方々が本当に気持ちの良い方ばかりで、一緒に過ごした毎日は岡本さんも、古川さんもそして私たちバーンロムサイのスタッフにとってもとても楽しい時間でした。そして、あらためて岡本麻里さん、古川節子さんお二人のチェンマイに関する知識の奥深さに脱帽!また現地旅行会社の人たちの支えに感謝し、次回の第2回「たっぷりチェンマイ!」の旅も是非行いたいと思っています。
麻生 賀津子|2010/03/02 (火)
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