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写真日記


絵本読み聞かせの旅 無事終了しました。

3月の絵本読み聞かせの旅、第一弾、第二弾が無事に終わりました。

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今回はおかげさまで、満員御礼!
第一弾が10名+日本エコプランニングサービスの須川さん、
第二弾も10名とたくさんの方に参加していただきました。

うち、ほとんどが10代の方も含む学生さん。
そして仕事を休んでまで参加してくれた数名の社会人の皆さんです。
参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

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6日間、参加者の方と一緒の時間を過ごすうちに、みんな
「社会のために何か自分にできることをしたい」という気持ちで参加してくれたのだなぁと嬉しくなりました。

旅が進むにつれ、タイのHIVの状況を知り、子どもたちと絵本を通じて触れ合い、
バーンロムサイ代表の美和さんからのお話を聞き、意見交換するなかで、
参加者の皆さんの心が解放され、意識が変わり、世界が広がっていく様子を目の当たりにしたように思います。

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それから、今回嬉しかったのは、
国立のビエンピン孤児院でも読み聞かせの時間をいただけたこと。
(バーンロムサイの子どもたちも全員ではないですが、ビエンピン孤児院から預かっている子どもたちです。)

3歳から5歳のわんぱく盛りの子どもたち27名を相手に、絵本を持って対面したのですが、
これがもうすごかったのです!

まだ絵本との付き合い方がわからない子ばかりで、一冊の絵本を奪い合う子、
絵本に張られたタイ語を剥がしてしまう子、ぞうきんのように絵本を床にこすりつけて遊ぶ子、などなど(笑)。。。絵本がボロボロになっていくのは悲しかったのですが、
それもスタッフの手が足りない孤児院で育つ子どもたちにとっては、仕方のないことだと思います。

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もちろん、絵本に惹きつけられている子もたくさんいて、
一対一で読んだり、大人一人のまわりに2、3人の子どもたちが
取り囲んで楽しんでいる姿も見られ、ビエンピン孤児院のスタッフも
協力して絵本を子どもたちに読んでくれたことも嬉しかったです。
やっぱり現地の人が子どもたちに読んでもらうのが一番だと感じました。
まだまだ絵本の種類が少ないビエンピン孤児院、これからも届けていきます!

最初は私一人の頭の中で考えていただけのこのプロジェクト。
今、たくさんの方々に共感、協力していただき、絵本を通じた輪がここまで広がってきたこと、本当に心から感謝しています。

これからも、できることを できる範囲で 諦めないで!この活動を継続していきます。

伊藤 美和|2010/03/19 (金)

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