『嵐』

暑季なのに雨が降ったり、煙害の影響なのか曇り空だったり、カンカン照りの暑さよりは過ごしやすいのですが、異常気象が少し心配だったりもします。

今日は午後から空がだんだん暗くなり、風も吹いてきました。ちょうどゲストハウスにお泊まりになるお客様が到着された頃、突風が吹き、庭の葉っぱや木が舞い、まさに突然の嵐に。ちょうどお部屋にご案内が終わった頃に、雨が降り始めたので、お客様がずぶ濡れになることはなかったのですが、暑季なのにこんな天候にはびっくり。

30分後には雨も風も止み、何事もなかったかのようにいつもと同じような天気に戻りました。でも庭やゲストハウスはいつもとは違い、落ち葉や木が大量に落ちていて足の踏み場もないような大変な状態になってしまいました。ものすごい量の庭の落ち葉や木は、すぐに子どもたちによってきれいにされ、夕方前にはいつも通りの風景に戻っていました。しかし、自分の家に戻ってみると、風通しが良い家の中は机の上や床は塵だらけ、庭には枝や葉っぱが散乱していました。早く片づけなければ。

『渇水』

メコン川流域の地方では20年来ともいわれる渇水による水不足が深刻になっており、メコン川沿いの町では通常2メートル以上あった水位が37cmまで下がり、船の運航も困難になっているそうです。

　
水源の中国にあるダムのためなのか、中国でも干ばつが起きている地域があるくらいなので自然現象なのか分かりませんが、日常生活はもちろん農業、船による貿易にも影響が出はじめているようです。バーンロムサイからメコン川は少し離れているけれども、母なる川は私たちの生活にとって大きな影響力をもたらしてくれています。人間が豊かに暮らすために便利になることも必要ではあるけれど、自然に逆らわず折り合いを付けていくことも必要なのかもしれません。