写真日記
ソンクラーン
今日はタイにおける旧暦の新年にあたるソンクラーン、つまりは旧正月になります。現在は4月13日から15日に固定されてその間が祝日となっています。ですがタイではこの前後10日間ほどにソンクラーンの祭典が行われることも多く、工場などを持った会社はこの期間をずっと休日にするところもあります。
もともとこのソンクラーンは純粋に新年をお祝いし、仏像のお清めを行なったり、年輩の家族の幸せを祈るべく肩からそっと水を注いでお清めを行うものであったのに、現在では水掛け祭りとも言われるように、単なる水の掛け合いになってしまい、新年と言うよりはお祭りという感じが強くなっているようです。
タイ全土で行われるこの行事、中でもチェンマイのソンクラーン祭りが最も有名なようです。
もちろんホームの子どもたちも大騒ぎ。今日は朝からみんなで市内に出かけて水のぶっ掛け合いをしてきました。
まずは出発前にベンさんが「練習」と言って、ホースで散水。「こんな水で逃げているような者は連れて行かないぞ!」とか何とか言っては散水し、既にみんなずぶ濡れに・・・
沿道では既に人が待ち構え、ピックアップトラックに乗った人たちやバイクの人たちを狙っています。
子どもたちも陣地を決めて戦闘態勢に入り、お堀の水汲み&水掛けを開始。後はもう何がなんだかわかりませんが、とにかく水を掛け合っていました。
大きい子はお堀に入っていました。
そしてお昼ごはんは、もち米に鳥の唐揚げや豚肉の串焼きなどを各自頬張りました。
お昼ごはんの後にもさらに水掛けを存分に楽しんでから帰ったのですが、帰りの車の中ではみんなさすがに疲れた様子で爆睡していました。
こんなお祭りが3日間も続くなんて、子どもたちは本当に楽しいのだろうなと思います。
大人になった私は、こんな水掛けは一度で十分と思ってしまいますけど。
子どもたちには年に一度のこのお祭りを満喫してほしいと思います。
上田 真理子|2010/04/13 (火)
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