写真日記
ぶどうのたね 「くらし展」
福岡県うきは市にある「ぶどうのたね」。ここで5月9日(日)まで「くらし展 vol2」をやっています。バーンロムサイの商品も置いてくださっているので、先日休暇で福岡に帰った際、久し振りに山と川とフルーツの里「うきは市浮羽町」に足を運びました。
2006年12月、子どもたちが泊めていただいた広い部屋が「たねの下ん段」というギャラリースペースとなり、そこが今回のくらし展の場所。仲良くなった浮羽の友だちたちと夜遅くまで枕投げをやって大興奮だったガノック、スーワイ、アーム、ボーイ、ナットの顔が思い出されます。今でも彼らの記憶に深く焼き付いている甘木と浮羽で過ごした楽しい時間。そこはいつ行ってもチェンマイの空気にどこか似ているところがあって落ち着く場所。福岡市内から高速バスで一時間という近さに(温泉もあります!)こんな素敵な場所があるのです。
ぶどうのたねの人気の秘密は、行列の出来るお食事処「caféたねの隣り」での体に優しい、そしてとても美味しいランチメニューにもあります。お豆の入ったカレーセットを頂きました!絶品でした。
常設のギャラリーや売店も衣類や雑貨など生活が楽しくなるようなものがたくさん置かれ、さらに「和菓子葡萄屋」では、名物あんぱんや和菓子が売っています。もちろん本業の「きもの田中屋」も同じ敷地内にあり、日本の伝統的な技の素晴らしさを伝えたいという田中ご夫妻の真摯な気持ちが、思わず息をのむような「本物」との出会いを実現してくれるのです。日本の誇る「手技」は着物だけでなく、もっともっと様々な分野で残してゆかなければと、あらためて感じた貴重な時間でした。こんなにすごい絹が、気持ちの良い麻があったんだ、こんなに綺麗な染や織りがあったんだと感動。それこそ日本が誇れる大切な「手仕事」。衣類や雑貨、お食事にお菓子に着物・・、このすべてが自然豊かな空間にあるので、時間がたつのを忘れてしまうのです。
今回2回目となる「くらし展」。気持ち良く過ごすためのくらしの道具が素敵な日本家屋の一室に置かれていて、さすが、ぶどうのたねさん!というセンスの良さに脱帽。そしてそこにはバーンロムサイのマグカップやリサイクルバッグ、タイのお弁当箱などを置いてくださっています。6月にはまたバーンロムサイの展示会をこの場所でやっていただけるので待ち遠しいです。遠くから足を運んでも「来て良かった」と思えること間違いなし!この連休中に、また6月に、皆さま是非ぶどうのたねへ行ってみてください。
ホームページアドレス→ http://www13.ocn.ne.jp/~tane8667/
もう一カ所、九州大学が移転してからちょっと注目の福岡県糸島市。市内から地下鉄に乗ってそのまま30分以内で着くので(途中に海が見えるので気持ち良い)ここから通勤している人も多くなっているそうです。その糸島に昨年まで宮古島にあった知る人ぞ知る美味しいベーグル屋「Spoonful」が引っ越して来ました。私の友人がやっているお店でバーンロムサイのクマと募金箱を置いてくれています。桜井神社という有名な神社のすぐ近くにあります。すでに遅く行くと売り切れていることもあるとのこと。この「もちもち感」はくせになります。福岡にお住まいの方、是非食べてみてください。
ホームページアドレス→http://spoonful.ti-da.net/
久し振りの福岡で、いつもバーンロムサイの展覧会をコーディネートしてくださる沼田さん、岡部さんはじめ、ぶどうのたねの田中夫妻、スタッフのみなさん、先日バーンロムサイ展を開催してくださり、常設でも商品を置いてくださっている「jalan jalan」のスタッフの皆さんなどなど、本当に多くの方から、長い目で支えていただいていることをあらためて実感することが出来ました。ありがとうございます。
さらにこの夏九州地区では、5月14日から鹿児島のホワイトギャラリー、前述した6月のぶどうのたねと、バーンロムサイの展示会が続きます。
詳しくはまたホームページでお知らせします!
『夏休みも終わりに近づき』
あっという間に5月となり、1年の3分の1が過ぎてしまい、そしてホームでは子どもたちの新学期の準備で慌ただしくなってきました。ナットと同じ高校へ進学することになったテンモー、そこの中学にはタンとオンが入ります。すでに入学式を前に、オリエンテーションが始まり、3名は何度も学校へ行っています。大学生になるピーダオも新しい制服を手にして嬉しそう。ミルクも明日が専門高校のオリエンテーションで報告が楽しみです。お古の制服を直したり、使えるもの、使えないものを振り分け、必要な衣類や靴下や靴などを買いに行き、授業料を払い・・と、今お金に羽が生えて飛んで行っている状況。節約をしながらも、30名居るとどうしてもこの時期は出費が嵩みます。皆様からご支援頂いているお金は、現在子どもたちの学校にかかる費用として使わせていただいています。
麻生 賀津子|2010/05/02 (日)
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