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写真日記


大きな生き物

ゲストハウスの裏の道を歩いていると、2つの白い大きな塊が見えました。「んっ??」と思って良く見てみると牛さん!ホームから少し離れた運河沿いの道では良く見かけるのですが、こんなに身近で見たのははじめて。牛のための草ではなく、普通に生えている草だと思うのですが、おいしそうにたくさん草を食んでいます。
 
100612-1.jpg一緒に歩いていた犬も牛に興味をもったらしく、恐れることなくずんずん近づいていきます。そして巨大で、踏まれたらひとたまりもないであろう生物になぜか吠えかかる。牛が本気を出したら負けそうなので、危ういところで止めました。
 
時には牛も現れるこののどかなゲストハウス。雨期に入った今は、緑も濃く庭がとてもきれいです。もともとラムヤイ畑だった敷地には、ラムヤイの木がいくつかあり、小さな実がなっています。もう少ししたら食べ頃です。のどかで平和なバーンロムサイに是非遊びに来てください!
 
 
 
『がんばるベンさん』
 
今月の2日から、スタッフのエー君とダムさんが出家しています。タイで仏教徒の成人男性は一生に一度は出家するのが望ましいものとされています。そして、出家は出来れば結婚前にするのが良いようなのですが、既婚の二人はなぜか出家がまだだったようで、この時期に半月ほど仏門入りすることになりました。髪も眉毛も剃り、煩悩を捨てた修行をすることが出来たのか、どんな様子だったのか、戻ってきたら話を聞くのが楽しみです。

オフィススタッフが二人抜け、その分を全てカバーしているのがベンさん。ホームでは色々と大変なことも起こり、スタッフが通常通り揃っていても大変です。二人が出家する前にベンさんに「本当に大丈夫なの?」と聞くと、「やるしかないさ!」という答え。その答え通り、通常は13時から21時までの勤務のベンさんですが、今は朝7時に出勤して、オンとタンを学校へ送り、昼間には色々な仕事をして、午後には図書館の対応を行い、子どもたちが帰ってくる夕方から夜には教官として子どもたちにいつも通り指導をしてくれています。土日にはダムさんの代わりに朝から村の子どもたちも一緒にをサッカーに連れていってくれています。休みなくがんばっているベンさん。「もし昼間寝ていても怒らないでね」と当初話していましたが、毎日眠る暇もなく動きまわり、時々「眠い(日本語)マイ(タイ語:ですか?)」と聞いてきますが、いつも通りのテンションで子どもたちに厳しく、時には優しくたくさん気を配ってくれています。
 
 
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       卓球をするベンさん。若干子どもに押され気味・・・。       後ろからそっと見守る 
 
 
がんばれベンさん!あと少し。
エー君とダムさんの帰りを一番楽しみにしているのは間違いなくベンさんです。

菅野 裕子|2010/06/12 (土)

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