先日、チェンマイでプリンターを買うために、チェンマイ市内のパソコンショップをいろいろ見て回りました。

チェンマイも、パソコンの普及は進んできているので、プリンターをはじめ、パソコン関連商品を売るパソコンショップ、また小さなパソコンショップが集まったショッピングモールのようなところが結構あります。

今のチェンマイは、大学生ならパソコンを一人一台持つ時代になりました。市内にはWi-Fi無料のカフェも多く、若い人たちがノートブックパソコンを持ち込む姿も目立ちます。

それだけパソコンが普及してきているので、プリンターも必要になるわけです。ただ、タイの物価からするとプリンターのインクはとても高い！プリンター本体自体の価格は昔よりはだいぶ下がってはいるのですが、メーカー正規品のインクはとても高く。インクも１色ではなく、カラー印刷のために数本セットしなければいけないので、プリンターを買った後の維持費はばかになりません。

しかし、そこはタイ。正規品が高いなら、正規品を使わなければいい、と考えてしまうのです。まだ、パソコンのソフトや、音楽CD、映画DVDの海賊版が堂々と売られているタイならではの発想・・・。

今、タイではプリンターにこんなタンクを取り付ける商売が流行しています。プリンターの外側にタンクを取り付けて、プリンター内部のインクカートリッジ部分にインクが供給されるように改造されています。インクはボトルで買ってきて、注射器でタンクに補給。これなら、インクもお得に使える、と。

改造しているのでメーカー保障はつかないでしょうが。プリンターを購入したお店でタンクを取り付けてもらうと、１年間はそのお店で修理を引き受けて保障してくれます。

日本だとこんな商売は出てこないのでしょうが...チェンマイのパソコン関連ショッピングモールでは、プリンターのタンク取付専門店は大繁盛。いろんなところに商売の可能性を見つける、タイ人の商売根性を改めて感じました。プリンターのインク屋さんはスーパーマーケットでも見かけるので、かなり利用者がいるのでしょうね。