タイではこの高温多湿の気候のせいかよく機械類が故障してしまったり、今頃の雨季の初めには大雨や強風のため停電してしまったり、電話線が切れてしまい不通になってしまったりする。そのため、電話会社や家電メーカー、修理屋などへ問い合わせや修理の依頼、確認の電話をする機会が多いのだが、電話での会話は目の前の人と話すのと違い、身振り手振りで伝えたり、図を描いて説明したりすることもできず、また知らないタイ人との電話では微妙な発音を聞きとってもらえなかったりして未だに好きではない。また、タイでは日本に比べて電話をかけると自動音声が応答するところが多い気がするのだが、この自動音声を聞き取るのがまた難しい。電話会社などへ問い合わせの電話をかけると、「電話サービスに関するお問い合わせは1を、電話料金に関するお問い合わせは2を、インターネットサービスに関するお問い合わせは3を、インターネット料金に関するお問い合わせは4を押してください。バンコクにお住まいの方は1を、北部にお住まいの方は2を・・・」と何度も何度も選ばなくてはいけず、何度聞いても聞き取れずに結局タイ人スタッフにお願いしてしまうこともある。そんな苦手な自動音声なのだが、とてもおもしろい自動音声もある。そこに電話をかけると、自動音声は「はい、○○です。オペレーターにつなぎたい方は0を押してください。」としか言わないのだ。以前はもっと選択肢があったとか何か事情はあるのかもしれないが、だったら最初から電話を取ってくれればいいのに、とそこに電話をかけるたびに思ってしまう。そんな苦手な自動音声だが、電話会社や家電メーカーなどに自動音声はやめて直接電話に出てくださいとも言えないので、自動音声の内容もしっかり聞き取れるようにもっとタイ語を勉強しようと思う。