写真日記
メーピンランドリー
今日は縫製場で扱う布を最初に洗濯する業者の紹介をします。
バーンロムサイで縫製されるすべての布はどんなものでも一度は洗濯をして、色ものは色落ち止めをかけています。
大急ぎで買い足した少量の布などは縫製場で自分たちで洗濯してアイロンかけをしてから縫製に入りますが、ロールで買ったような大きな布の場合はすべてこのメーピンランドリーという洗濯業者で洗濯をしてもらいます。
ここがその洗濯布の受け渡し窓口。
いつ行っても大量のオーダーが入っている様子です。どうやってこの大量の布の仕分けをして、洗濯をしてきちんとお客へ返すのか不思議なのですが、毎回間違うこともなくきちんと返ってきます。
そしてタイの女性はタフだなとまたここでも思ったのですが、妊娠しても仕事を辞めることなく、もちろん出産後も働き続ける場合が多いのです。久しぶりにここへ行ってみたら、いつも受け付けてくれる女性スタッフのお腹が写真のように大きくなっていて本当に驚きました。今にも生まれてきそうな大きなお腹で彼女はいつもと変わらず働いています。今8か月だそうですが、きっと生んでからもすぐに仕事へ復帰すると思われます。そしてこんなに大きなお腹で結構重たい物でも持とうとするので、さすがに見かねて手伝ってしまいました。
この受付から中にある、実際に機械で洗濯をしている工場へは従業員以外立ち入り禁止となっているので、どのようなしくみで布が仕上がっていくのかは覗けませんが、少しだけ入口から見える様子を撮影してみました(本当は撮影禁止だったようで、見つかって思わず手ぶれしました)。
かなり大きな機械で大きな布が洗濯なのかアイロンなのか回っていました。
布を仕入れるどこのお店でも洗濯と化学染めに関してはここの名前を挙げるので、チェンマイではここがもっとも大きな洗濯業者のようです。また機会があればどうやってオーダーを管理しているのかも聞いてみたいと思っています。
上田 真理子|2010/06/25 (金)
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