今日、新しい織り機が2機やってきました。バーンロムサイのさき織り商品を作り出しているこの織り機は、チェンマイにあるヒーリングファミリー財団というところからお借りしているものです。ヒーリングファミリー財団は、タイにおける障がい者の社会参加を促進させることなどを目的に設立された財団で、手織りなどの創造活動を通して就労機会を生み出す活動など様々な活動を行っています。

　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日やってきた織り機

バーンロムサイのさき織り商品は、最近はビーズを織りこんだり、タイやベトナムで見つけたちょっと変わった毛糸を使ったりすることで、さまざまな表情の織り上がりとなり、ますますの人気商品となってきました。現在はキットさんとジェーンちゃんが中心となって毎日せっせと織っていますが、この先もっとさき織り商品の生産が増えることになりそうということで、今回さらに2機をお借りすることになったのです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さき織り商品を織るキットさんとジェーンちゃん

今日はヒーリングファミリーの方とボランティアの学生さんがわざわざお越しくださいました。実際に織っているジェーンちゃんやキットさんの様子を見ていただき、織りに関する大変ありがたいアドバイスもしていただき、本当にうれしい限りです。

これまで何気なく見ていたさき織りですが、この織り機、車椅子の方でも大丈夫なように、足の部分は広く設計されているものなのだそうです。そんなこともまったく知らなかったので、今日は大変勉強になりました。

せっかくお借りできたこの織り機、しっかり活用させていただきたいと思います。子どもの中からも織り手が生まれて、仕事につながったらとてもすばらしいことだと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これから日本へ送られるさき織り商品