写真日記
休みの日の過ごし方
土曜の朝、8時前にホームへ行くと、村の男の子たちがたくさん来ていて、バーンロムサイの子どもたちと一緒に朝の落ち葉掃き掃除をしていた。ここのところの週末、男の子たちはサッカーに出かけていて、9時くらいには出発している。サッカーが楽しみで待ちきれなくて、早くから来ていたのだろう。村の子たちが掃除を手伝ってくれると早く終えられるし、サッカーも早くスタート出来るだろうし良いことづくめだ。そして何よりも楽しそうにみんなで掃除をしていることがうれしい。
この日はダムさんのツテで、特別にチェンマイFCの選手と一緒に練習出来ることになったそうで、子どもたちはもちろん、サッカーに一緒に行っているタイ人スタッフたちもはりきっていた。特別なこの日、コミュニティールームで先日行われたワールドカップのDVDを見て、上手な選手のプレーはどんな感じかというイメージトレーニングをしてから出掛けて行った。帰って来た子どもたちにどんな様子だったのか聞いてみると、チェンマイFCのコーチが5人来てサッカーを教えてくれたのだそうだ。サッカーのことはあまり分からないが、子どもたちにとって素晴らしい機会になったにちがいない。
ちなみにタイにはプレミアムリーグ・1部・2部と3つに分かれたサッカーリーグがあり、チェンマイFCは今2部だが、もうすぐ1部に上がれるかもしれないのだそうだ。最近はチェンマイの街中でもチェンマイFCの横断幕をよく見かける。
今日の日曜日も男の子たちはサッカーに出掛けていった。男の子のいないホームはとても静か。お昼になると、ガヤガヤと男の子たちが帰って来た。その中に混じってユニフォームを着たミウとガノックの姿を発見。「楽しかった!」とニコニコ顔だ。活発で運動神経も良さそうなこの二人の女子サッカーはなかなか良いのではないかと思う。
お休みの日に家で過ごしている女の子たちは少し暇を持て余し気味かもしれない。女の子がみんなでサッカーというわけにもいかないので、夢中になれる何か良い過ごし方があればなぁと思う。何が良いのだろうか?
菅野 裕子|2010/07/18 (日)
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