写真日記
ラムヤイの季節
ホームでは子どもたちが実を食べている姿をよく見るようになり、道路わきではその日の買い取り価格の書かれた看板をあちこちで目にするようになり、今年もラムヤイの季節がやってきたようだ。
ホームになっているラムヤイの実を見て、今年のラムヤイはいつもの年に比べて実が小さいかなと思っていたが、やはり大工さん達が今年は全体的に不作だと言っていた。そのため、サイズによって大きい方からAA、A、B、Cとランク分けされて表示されているラムヤイの買い取り価格も豊作だった去年に比べるとかなり高くなっているという。今日の買い取り価格はAA 27、A 20、B 13、C 3 。去年はAAが15バーツ前後だったような記憶があるので、AAで2倍弱も高くなっている。トン君の家では、昨日の日曜日に弟がラムヤイを収穫したそうだが、AAは去年の10分の1ほどしか取れなかったそうだ。やはり今年はラムヤイ不作の年のようだ。
ただ、実は小さめだが食べてみると甘さはいつもと変わらなかった。ゲストハウスのお掃除を終えたジェーンちゃんもラムヤイの実がたくさんついた枝を持って歩いていたし、子ども達も当分の間はおやつには困らないだろう。
ちなみに、あちこちで買い取られているラムヤイは、乾燥工場へ運ばれ、乾燥ラムヤイになった後、中国や台湾などへ輸出されていくのだそうだ。そこでは乾燥ラムヤイを漢方薬として使用したり、スープに使用したりするそうだ。
鈴木 寛人|2010/07/19 (月)
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