写真日記
リハビリ
先日8月12日はタイの母の日でした。
日本では母の日には赤いカーネーションがメジャーになっていますがタイはまたちょっと違うようです。
そもそもタイの母の日とは王妃様のお誕生日です。王妃様のお誕生日をおぼえての母というとわけです。王妃様は今年で72歳になられます。
数日前から大きな建物のエントランスには王妃様の写真や肖像画が飾られ、街全体でお誕生日を祝福します。
ちなみに、王様の誕生日は12月5日で、父の日です。
タイの母の日には、白い八重咲きのジャスミンの花を贈る習慣になっています。生花よりも、むしろ鉢植えのジャスミンを模した造花の方が一般的なようで、この時期になると、街中のあちこちでこのジャスミンの造花と、カードを売る姿が目に付きます。カードにはたいてい、「ラック・メー(お母さん、大好き)」と書かれている。
日本ですと「お母さん、いつもありがとう」と、いうのが定番なような気がしますがここは国の違いでしょうか・・・・・
タイでは学校などにお母さんを招いて、いつもの感謝を表すイベントなどがもたれるそうです。
日本でも母は偉大だなあ、と思いますがタイはまた一味違う偉大さを感じます。
そんな中、療養中のテンモーがリハビリを兼ねて手作りのキーホルダーをくれました。
母の日にちなんでスタッフ一人ひとりに作ってくれたのです。
手先を動かすことは良いリハビリになるそうで、付き添いの看護師さんと一緒に作ってくれたのです。少しずつですが確実に回復しているテンモー。
テンモーの回復も嬉しいしキーホルダーも嬉しいし、嬉しいこと尽くしの日でした。
何とも愛らしいこの表情・・・・ずっと見ていると自分にそっくりに見えてきます・・・・・・
小林 優|2010/08/16 (月)
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