写真日記
よく落ちています
チェンマイに住むようになって2年ほど経ちますが、以前バンコクで6年ほど生活していた私は時々バンコクとチェンマイの違いを感じて比べたりします。
バンコクでは都心で生活していたので移動手段として車を自分で運転することはなかった(バス、BTS、地下鉄、タクシーなどの交通手段が発達しているため)のですが、チェンマイへ来てからは毎日車を運転する生活です。
そして車を運転するようになって感じたことの一つに、とにかくチェンマイはバイクが多いということがあります。
バンコクではバイクタイクシーといって、バイクの後ろに乗せてもらってタクシーのように移動する手段が当たり前なのですが、チェンマイではそれは少なく、とにかく個人の移動手段としてバイクを使う人々が多いのです。
チェンマイでの運転が日常になった今、面白いなと思うことの一つに、「道路にとにかく色々なものが落ちている」ということがあります。
日本の教習所ではビーチサンダルのような履物では車の運転をしてはいけないと習いますが、チェンマイの人々はみんなサンダル履きが日常。それでバイクも運転してしまうからなのか、大通りで結構サンダルの片方が落ちていたりします。ビーチサンダルのようなものを履いて大通りを運転していて、うっかり片方が脱げてしまうことがあるのでしょうか・・・?
こんな光景をよく見かけます。大通りで車の通りも激しいので、たとえ脱げ落ちたとしても絶対に止まって拾うことは無理だというのがわかる状況なのです。
たまたま信号待ちで写真を撮ることができましたが、このサンダル、数日間は場所が変わっていたりしたものの毎日確認することができました。
サンダルはよく落ちていますし、次に多いのが帽子、キャップ類です。気をつけないと帽子は飛ばされますよね。あとは時々上着なども落ちています。脱いでカゴに入れたり引っ掛けていたりして落としてしまうのでしょうね。
落とす瞬間を目撃していちばんビックリしたのは、キャベツです。キャベツだけを大量に積んだトラックが前を走っていて、隙間からキャベツがボトン。私も車で走っていたのでもちろん拾うことは不可能でしたが、あのキャベツは誰か拾ったかなぁといつまでも気になったものです。
日本でもバンコクでもほとんど見かけないこのような光景をチェンマイでは見ることができて時々とても楽しい気分になります。
上田 真理子|2010/08/21 (土)
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