時間の流れは本当に早いもので、私がバーンロムサイへ来てもう少しで5ヶ月が経ちます。
チェンマイの街並み、市場での買い付け、聞きなれないタイ語、休日の過ごし方にもだいぶ慣れてきました。
私はそもそも、前職でのアパレル経験をここで生かすためにお手伝いさせて頂いているのですが、こちらに来る前、鎌倉店にある商品を見ながら、チェンマイは南国なので秋・冬物に弱いというお話を聞いていました。
生地・服飾材料を多く取り扱うワロロット市場。
無数の材料が売られていますが、やはり生地にしても綿・麻素材が圧倒的に多いです。
ウール素材も少なくないのですが、紡毛素材はわりと少なく紳士スーツなどに使用する梳毛素材を見かけることが多いです。
それでも7月くらいから、ここタイでも秋・冬に向けてかウール系の生地をちょくちょく見かけるようになりました。
ファンシーツィードなどアクリル混の発色の良いもの、わりとざっくりとした織りのものがちらほら出始めています。
8月も半ばを過ぎる頃には色目も秋・冬トーンのものが増えてきました。
今までウール素材にトライしたことの無かったバーンロムサイプロダクツ。
昨日の真理子さんの日記にもありましたが、少しずつ新たなものにも挑戦しています！！

生地選びもデザインの大切な要素の一つです。
日本みたいに至れり尽くせりの中から選べるわけではありませんが、その中にあってもバーンロムサイらしく且つ、心のこもった商品を皆様のお手元にお届けできるように頑張っています！

先日、いつも麻を買いに行く生地屋さんへ行ったら混紡ウールが売っていました。
ウールがあった！と、真理子さんと喜んでいたらお店の方が『2階にはウール100%があるよ』と教えてくれました。
案内されるがままに2階のストックルームに行くと何とも肌触りの良いウール地がるではありませんか！？
ウール100%なので、勿論生地代も高くなりますが、そこは常連のよしみということで少しだけ負けてくれました。

只今縫製場で忙しい中の合間を縫って新作を作製中です。
今年の冬はまた一味違う新鮮味のある商品をお届けいたしますのでどうぞ楽しみにお待ち下さい！