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方言

タイ語はまだまだ勉強不足で分からないことがたくさんあるのですが、あまりにも聞き取れなくて、何を言っているのかが全く分からないことがあります。先日、タイ語の先生(北部出身)に聞いてみたところ、「それはタイ語ではなくて、チェンマイ語だからなんじゃない?」と言われ、方言の話になりました。

普段暮らしている中で耳にする分かりやすいチェンマイ語と言えば、下記のようなものがあります。
(以下 標準タイ語 → チェンマイ語)

こんにちは: 「サワディー クラップ/カー」 → 「サワディー ヂャーオ」
まさにチェンマイの人であるチャイさんに朝挨拶すると、「サワディーカーじゃなくてサワディーヂャーオだよ」とよく言われます。

20バーツ: 「イーシップバーツ」 → 「サオバーツ」
チェンマイに来たばかりの頃、ハンドン市場で買い物をした時に「サオバーツ」と言われて、いくらなのかが分かりませんでした・・・。

知っていたのはこの2つくらいで、それ以上となると??です。

日本の方言と同じように、言葉が変わるだけではなく、音も変わるのだそうです。

・Rの音がHの音になる
学校: 「ローンリーアン」 → 「ホーンヒーアン」

・Mの音がBの音になる
マンゴー: 「マムアン」 → 「バムアン」

・否定形
「マイ~」 → 「ボー」

・疑問形
「~マイ」 → 「ゴー」

例えば、
Q 学校へ行きましたか?
「パイ ローンリーアン マイ」 → 「パイ ホーンヒーアン ゴー」

A 行きませんでした。
「マイ パイ」 → 「ボー パイ」

これじゃ、聞き取れないのも何だか納得しました。

よくよく子どもたちやタイ人スタッフの会話にも耳を澄まして聞いていたら、結構チェンマイ語が入っていて、タイ語ですら怪しいのにチェンマイ語も頑張らないといけないなぁと思いました。

昨日のお昼にバナナ(タイ語ではクルアイ)を食べていたら、ヌンが「バナナ」はチェンマイ語だよと教えてくれました。
「お前!」とかそういう意味のようなので、使わない方が良さそうですが。。
 
 
 
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ギターを練習するヌン。かなり上手になりました。

菅野 裕子|2010/09/05 (日)

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