写真日記
グラッパオ サイウア
これは何を作っているかわかりますか?
先日、私も初めて作っているところを目撃したのですが、これはバッグの持ち手になる部分。
写真は古布バッグなどによく使っているチューブ持ち手と呼んでいる持ち手の部分を作っているところなのです。
チューブ持ち手を使ったバーンロムサイ商品は以前からありますが、優さんと一緒に考えた古布を使ったバッグがこのデザインのもの。古布の形を生かすように古布をリネンに張り付けたバッグですが、この日初めて、チューブ持ち手を作るシーさんを目撃したのです。
ただ単にポリエステルの綿を筒状に縫った布に押し入れてチューブ状にしていると思いきや、先に綿を巻いてコットン糸で巻きつけて長細く棒状にしてから表地を巻きつけるという順序で作っていました。きちんと見たこともなかったので思わず観察してしまいました。
これを作るように指示するときは、おばちゃんたちが勝手につけた呼び名「グラッパオ サイウア」を作ってと言って指示を出すとすぐに理解してくれます。グラッパオはバッグ、サイウアはチェンマイソーセージのことです。持ち手はまさしくチェンマイソーセージのような形をしているのですぐに納得しました。
確かに似ていますね。
古布の入手状態にもよるのですが、なるべく早く鎌倉のお店にも納品できるように生産したいと思っていますので、楽しみにしていてください。
上田 真理子|2010/09/07 (火)
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